JAY.

僕のジュエリーブランド、JAY.はパリからそのストーリーは始まります。

僕が特にパリで気に入っていたアパートはパリ市役所のすぐ近くにありました。そう、4区です。マレ地区。歴史ある大変人気のエリアで、地価も高いエリアなため、パリの人の憧れのエリアでもあると言いたいところですが、実際は夜はまさかのゲイエリア。もうね、びっくりするくらいゲイタウン。パリのお金持ちは15、16区あたりを好むでしょう。

でも、人も多くて逆に危険なエリアではないので住めば都、特に困ったこともなく。何より歩いてルーブル、ヴァンドーム、オペラへと行けるのが最高でした。毎日の散歩コース。

冬、特に素敵だったのがヴァンドームです。10月の梅雨を越え、11月になると、パリは晴れていても灰色の空。冬の到来です。人々はロングコートに身を包み、クリスマスに向けてパリの体温が気温とは真逆に上がり始めます。下がる気温はまさに底冷えの気配十分に。これから迎える冷たい冬の足音が冷たくなってきた耳元で聞こえるようで。

冬が来る。僕の大好きな冬。 灰色の空から差し込む優しい光がまるで音のプリズムのように僕の身体に弾けて落ちる。

ヴァンドームは、ご存知1流ブランドのみが展開される大変リッチなエリアです。ホテルリッツからシャネルのジュエリーショップを対軸に名だたるブランドブティックが並びます。12月はショーウインドーがどこも世界中の富裕層のためにディスプレイされ、数億、数十億それ以上のジュエリーが展示されます。パリのクリスマスならでは。

そのヴァンドームからインスピレーションを受けて誕生したのが僕のジュエリーブランド、JAY.です。

僕が受けたインスピレーションは、歴史の深みとその強さ。キラキラしたものとか、そうゆうわけではなく。ジュエリーはヨーロッパでは元々男性のものでした。王様とかね、そうゆう地位の人のもの。それがどんどん、一般化され、今に至りますが僕が作りたかったのはハイジュエリーと呼ばれる職人の技や素晴らしい石の集大成、ただし、老けて見えるようなものではなく。自分の歴史を重ねるにふさわしいもの。

ハイジュエリーって、ともするとすごく老けます。これはもう、こと一般的なハイジュエリーにおいて誰がなんと言おうと場合によってはものによってはそうです。もっと軽やかに、スタイリッシュに、しっかりした素敵なハイジュエリーが欲しかった。ブランド名ではなく、石の希少性などだけじゃない、自分に見合う価値を放つものが。自分と歴史を重ねるものが。ハイジュエラーと並べようがまたここぞの時も堂々とつけられる品格を備え、でももう普段から付けたくなるおしゃれでやっぱり上品でもしっかりセクシーなものが。

時計やジュエリーは、自分の歴史を共に重ねるものですから。

そうなると、腕のいい職人は絶対ですし、クオリティの高い石を騙されずに手配できる業界で力のある人もいる。僕のイメージを具現化できる感性を持ったデザイナーもいる。全てが揃わないとスタートできません。またスタートしたらジュエリーは絶対にメンテナンス体制が万全でないといけません。万が一、小さな石が外れたとか、すぐに対応できることは当たり前の話。

JAY.は、語り出すといろんな話をしたくなります。職人の技。こだわり。価格、石、デザイン。その背景の物語。

でも手に取っていただければ、もう、すぐにわかるでしょう。

本物の強さを。モダンでかつ永遠であること。

気分次第、重ね付けで迫力をさらに上げたり、一つでとても華やかに上品に。

お守りのように僕はずっと使い続けることでしょう。どの年齢になってもいつも素敵に輝き、僕の歴史が終わる時、誰かが喜んでもらってくれることでしょう。その頃には地金もさらに高騰してえらいことになっているでしょう。

欲しいジュエリーは1日も早く手に入れて、どんどん輝きを使うことです。あなた自身を、あなたの歴史を、重ねてください。

自分にはその価値があるから。

Leave a Reply