昨日のTSV、本当に凄かったですね。

朝にはもう、ソールドアウト、でした。

ウエイトを飛び越えて、ソールドアウト。それだけでもびっくりですが実は。

ウエイト、予定のウエイトよりも、朝１で緊急に積み増し、が行われました。ウエイト積み増し。なぜかというと、予定通りのウエイト数では、２回目のオンエアで無くなる、というえらい事態になっていたからです。お客様からのご要望にお答えするためQVCも必死です。で、そのウエイト積み増しの数が、ですね。

通常の他のゲストの方のTSVの1日の総在庫以上、が一気に積み増されたのです。

つまり、通常TSV予算どころじゃない在庫が一気に「ウエイト」として積み足されることに。この衝撃。宮崎の工場は再びフル活動です。

これじゃあ、売っても売っても、売り切れない、という状況になった、オンエアが１日回せる、と誰もが思ったはずだったのですが。

その積み増した尋常でない数のウエイトまでもが一気に売れてしまい、まさかの午前中で売り切れ。

ちびりそうになりました。

何が起こったのか、本当に皆「唖然」

何度も想定外を経験してきた僕たちですが、未だ本当に驚かされます。と同時に、お客様には心から感謝です。

僕の騎士、ナイトがこんなに早く成長を遂げるなんて。

もう、やっぱりこだわってこだわって作ってよかった。

僕の場合、オンエアで言ってるように、単純に「自分が本当に欲しい！」ものをまんま商品化してるんです。特に市場調査して売れるぞ、きてるきてる、みたいなものを仕掛けることはなくて、お客様のお声を聞いて作りました、みたいなことはしないんです。

だからこそ、作りっぱなしの男、になると、次を作れない、という厳しい世界でもあります。僕の商品をたくさんの方が気に入ってくださる限り、僕の新しい商品は生まれる、という構造です。メーカーや工場側は、僕の無理難題と挑戦に耐えてなんとかしてでも答える価値がある、と判断するからです。

僕は単純に、ものつくりが好きなので、それができる環境においてもらえることが何より。ものつくりも好きなので、作ったもののパッケージや演出、そしてショーの内容やらセット、に至るまでものすごく気になりますし、それを組み立てるのも好きです。

僕がショーの内容はもちろん、衣装やトークももちろん、セットに至るまで、全部実はプロデュースしたいタイプですが、QVCの仕事、と僕の仕事、は別、なので、今まではすり合わせがなかったのです。

でも僕は最近、テレビを買って、家でQVCの僕のオンエアを大画面で見ることができるようになったので、気になる気になる。何もかも。

なんだこの１００均みたいなカトラリー・・・。

なんだこのスリーコインズちっくなトレイ・・・。

安っぽすぎる。これでは僕の商品のクオリティもちゃんと伝わらない。

というわけで、業界からもしかしたら「調子に乗ってる」とか「いちいちこだわる」と言われるかもだけど、そんなん全然気にせず僕は今後、もっと口に出すし、行動に出します。

それで結局、お客様が喜んでくださったら、細かいだの調子に乗ってるジェイさんという悪口も、ああ、やっぱりあの人のやり方が正しかったんね結局、に変わります。

食器やカトラリーをQVCに全部買い替えてください、なんて口が裂けても言えないそうなので（本当はQVCはテレビの備品にきちんとお金をかけるべき、と心の底から思っているJ.ノリツグ パベル ホルスト ２９、１歳）先日、クライアントと僕で僕のオンエアで使用する食器やカトラリー類を購入しに僕自ら街へ。今後はどんどんできるだけ食器類や小物も「自ら持ち込み」に変えてゆきます。

テーブルや椅子を持ち込むのは難しいので、昨日も早めにスタジオに入り、準備のセットにああして、あれある？ベージュがいい、とセットをチェック。オンエア途中でキング、クイーン、ナイト、というぺらぺらの紙に書かれ僕の商品の前に置かれた安っぽいポップが気になり、次の回から僕自ら撤去。スタジオにあった桜の造花ちぎれたのを勝手に拝借し、そのポップの代わりに散らしました。そのあとでフロアの男の子にポップはごめん、あそこに撤去したと伝え、花束の位置もひとまとめに変更してもらったり。J’skami高麗の含有量のポップもそろそろきちんとした素材で作り直してもらうように僕のクライアントに伝えました。

もっと画面で、僕の商品の質と内容、そして僕の世界観がきちんと伝わるようにこれからどんどん口を出していくので、ショーがもっと気持ちよく見えるように、お客様もより楽しめるように、みんなで尽力してまいります。ちなみに昨日のTSVのミュージック、選曲も僕。みんなと同じ、を極端に嫌う僕です。あくまで僕のショーは僕のショー。僕らしさをもっと追求します。

今回、いただいた素敵なお花は、無事、僕とともにアトリエへ。

本当に美しいバラです。お客様いつもありがとうございます。アシスタントが頑張って水切り。

オンエアが始まる直前、その度に僕は花束と会話できました。ありがとうございます。

そしてピンクの花は、今回初めて、僕のクライアントさんが手配してくれました。

写真はエフェクトをかけて、なんとか綺麗に撮れましたが、実際は実は、スタジオにもすでに枯れかけている元気のない状態で届き、スタッフみんなびっくり。え？しおれてないか？と。本当にかわいそうでした。QVCにもダンボールにも入れられず、QVCに裸で届いた、ということでびっくり。え？裸でこのまま、届いたの？？？？表参道から？？？だから枯れたのでは？？？かわいそうすぎる。

今日、アトリエに運び込んで、この花を見たアシスタントが「枯れてる」と一言。

本当にかわいそうでした。きつかっただろうに、昨日、精一杯スタジオで頑張ってくれてありがとう。しなってしまっても、なお美しく咲こうとしてるその姿にちょっと感動すら覚えます。

僕は、花が大好きです。

本当に、好き。きっと、犬やネコちゃんに注ぐ愛情と同じです。ほっとくと僕は延々、花と会話してます。

お客様から届く花束たちにはいつも挨拶のキス。その瞬間に、僕の心は一層、踊ります。

と、今日は、TSVが大盛況で無事終わり、嬉しかったので、オンエアの裏側の小難しい僕、を少しだけ、描いてみました。

ああ、ジェイさんはこんなこと考えながら仕事してるんねー、と思っていただき、また今後の僕の商品、そして僕のショーの展開にも是非、ご期待ください。

そして徐々に仕掛けられるQVC主催の僕のイベントなどにもぜひ、ご参加くださいね。

昨日は本当にありがとうございました！