黒にんにくゼリー TSV

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さて、四月五日はいよいよ黒にんにくゼリーのTSVが控えています。そのため、韓国に行ってきました。僕の商品はTSVになってもならずとも、もはや原料をサンプル価格でご提供いただいているため(QVC価格が安すぎる)そのお礼と、確認と撮影と新商品の打ち合わせなども兼ねて。

僕の使う黒にんにくは、超一級どころではない品質のものだけです。にんにく隊長と僕が呼んでいる、9歳の頃からにんにくを育てて今は72歳になっても現役でバリバリにんにくに人生を捧げてる研究者である彼のものだけ。

彼は全くビジネスっ気がなく、ただひたすら「いいものをきちんと作っていれば、お客様は買ってくれる。自分はそれで食べていける」と胸を張って言います。コンサルタントだのマーケティングだの、全く興味がありません。それがすごくかっこいい。

僕自身、こうしたらものが売れる、とか、売るには売る仕掛けがあるとか、マーケティングがどうの、とか言われるの大嫌いです。コンサルタント類の人間が嫌いなのはそのせいです。じゃあ、やってみろよ、と思うから。人にアドバイスする前にあんたがやればいい。本当にそれで売れると思うなら。だから僕の商品に関して、もし周りがコンセプトがどうの、とかマーケティングがとか一言でも言ったら僕は激怒します。商品力が全てです。それがあってこそ初めて売れる仕掛けとやらが作れるのであって、悪いけど売れる仕掛けに合わせて商品作って売れた試しないだろう、と思うのです。

黒にんにくは、全メーカー、全部作り方が全く違います。おそらく同じ製法で作ってるところはないんじゃない?というくらい、それぞれが独自の作り方をします。ですので、全く同じ名産地で取れたにんにくを使っても、仕上がりは天と地の差があります。名産地ナメ群の黒にんにくだからいい、というのは大間違い。

ちなみに、写真でわかるように、僕のはにんにくの根が全て手作業にてカットされていることがわかると思います。非常に手間もかかる大変な作業です。これは、いい黒にんにくかどうか、を見極めるポイントにもなります。皆さんも覚えておいてください。みなさんが市場で見るのは、全部根がついてるはずです。それらはクズ黒にんにく、と僕は呼んでいます。根の部分がついてる黒にんにくは買わないことです。今のところ、この親父さんの作る黒にんにく以外はいつも必ずついていますけれどね。つまり僕が買うものじゃない、ということ。こうやって根の部分が全て綺麗に削られてるものこそ、本物。ほとんど市場で誰も見たことないはずですが。

なぜカットするかというと、根の部分には雑菌がたくさんあるので、非常によろしくないのです。丸ごと、またはばら売りされてるものも全部、大抵根がついたまま。雑菌が繁殖したままで売られています。カビがある、とクレームが非常に多いと聞きますが、それは当然でしょう。根の処理をしてないから。つまり、黒にんにくの扱い方も知らない人が作り、販売してるものです。いい黒にんにくが作れるわけがない。

最後の写真は、黄土で作った特製の釜です。この中で熟成発酵されるのですが、この黄土がにんにくの匂いを吸い込み、ニオイが気にならないというポイントになります。それだけではなく様々な工夫で発酵されるのですが。また僕の黒にんにくは2度、熟成されます。最初が熟成発酵を終えたものが、場所を移し次は低い温度で熟成されます。この過程で黒にんにく特有の素晴らしい成分たちがより増えるのです。

心ある人間が作った黒にんにくは、僕にはブラックダイヤモンド。その価値があるのです。

最高の素材からしか、最高のものは生まれません。最高のものを使っても、最高のものを仕上げるのもまた難しいのですが。

僕は常に、一番いいものだけを、追いかけて行きたいです。僕自身が単純に、欲しい欲しい!絶対欲しい!買う!と言うようなものだけを作りたいから。とてもシンプルです。そこに世の中のトレンドだの、マーケティングだのは関係ありません。

いいものには、その裏に必ず素敵な物語があります。

そんな物語のある商品しか、僕はもう興味がないのですから。僕自身が、その物語を綴れる男になりたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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