質問回答、になりますが。
まず、インスタグラム、について。インスタグラムの運営側は、近年、誹謗中傷対策を万全に行っていらっしゃいます。誹謗中傷になる言語が含まれるDMはAIが自動的に判断して、DMを送っていただいても、非表示メール、と言う別のフォルダーに振り分けられて、受け取った側がすぐに見ることはできないようになっています。それがインスタグラムのシステムなのです。
つまり、僕にDMを送っても、インスタグラムのAIシステムが全て自動的に「誹謗中傷」になると判断したものは、僕に直接届かない、非表示メールフォルダーに振り分けられてしまいます。わかりやすく言えば、パソコンの迷惑メールフォルダーに勝手に振り分けられて、送られた方が気がつかない、と言うのと全く同じです。
また、誹謗中傷というのはあくまでインスタグラム側が判断しているもので、僕が判断しているものではございません。僕の意図に全く関係なく、AIが判断すれば、勝手に僕が見ないフォルダーに振り分けられて届かないようになっています。
今回、たまたまアシスタントがその非表示メールにアクセスし、たまたま誹謗中傷ではない、本当のお客様からのメールを見つけて、慌てて僕に報告がありました。若いアシスタントには、文章があまりに過激に思え、また恐怖を覚えたようで、あの子はかなり慌てた様子で連絡があり、僕もびっくりしました。でもすぐに僕の本当のお客様からだとわかりました。
そのお客様は僕がブログで反応しないことに対して相当、悲しみとお怒りを覚え、ジェイさんはどうして逃げてる?と僕を非難しておられましたが、僕は逃げも隠れもしておらず、単純にお客様からのDMが誹謗中傷と判断されて、インスタグラムの運営側により、非表示フォルダーに全て、全て入っていたため、僕たち側が気がつくわけもなかっただけです。届いてなかったのですから。
僕たちにお怒りのメッセージが届いていなかったがために、それを知らないお客様は気持ちが不安定になり、どんどん精神的に追い込まれていると切に綴られていました。
悲しいかな、僕にはそれら全て、DMは届いていなかったのです。インスタグラムのAIが誹謗中傷と判断し、勝手に僕に届くことを阻止していたのですから。お疑いなら、インスタグラムにどうぞお問い合わせを。そうゆうシステムであることははっきりと証明されるはずです。
何れにしても、非表示フォルダーのそれらのDMは読むのもとても辛いDMでした。
本当のお客様からだったので、なおさらです。
発端は僕がオンエアで「論文など誰でも書ける」と言ったことが原因。
そしてそれは、正しくは「論文など誰でも書ける。なぜなら、論文に書かれていることが全て本当というわけではないから。僕は常に疑問を持って、真実を一生懸命追求しています」という意味でしたが、言葉が誰でも書ける、と、そこで切れていたため、ショックを受けられたそうです。ごもっとも。こちらの言葉、説明が足らなかった一瞬のオンエアの発言でしたから。最後までその発言を言い切るべきでした。
今日はそこをじっくり説明しましょうか。到底、オンエアで説明し得るわけもない内容です。長くなります。
まず、中世の科学者、イブンアルハイサムの言葉を、ウィキペディアから引用させてもらいます。
The seeker after the truth is not one who studies the writings of the ancients and, following his natural disposition, puts his trust in them, but rather the one who suspects his faith in them and questions what he gathers from them, the one who submits to argument and demonstration, and not to the sayings of a human being whose nature is fraught with all kinds of imperfection and deficiency. Thus the duty of the man who investigates the writings of scientists, if learning the truth is his goal, is to make himself an enemy of all that he reads, and, applying his mind to the core and margins of its content, attack it from every side. He should also suspect himself as he performs his critical examination of it, so that he may avoid falling into either prejudice or leniency. 以上、引用です。訳すと
真実を求める者とは、古い書物から学ぶ際、すぐその内容を信用してしまうような人間ではなく、自分がその書いてあることを信じてしまうことに疑問を持ち、それらの内容を疑ってかかるような人間である。
論拠や実演には従うものの、不完全さや欠陥がもともとあるものである人間の言葉には従わない人間。科学者が書いたものをあらゆる側面から本当にそうか?と疑問を抱いて、注意深く、あらゆる側面からそれが真実かを追求する人間、それが真に真実を求めるものである。
批判的に見る際は、自分自身を過信しないよう、自分すら疑いながら、また偏見など避けよ。
約は直訳ではなく、わかりやすいようにかなり意訳してしまいましたが、まあ、だいたいそうゆう感じのことです。あくまでわかりやすくの、大胆な意訳ですが。
僕は、真実を求める人間です。常にそうありたいし、そういます。こうゆう人間がいないと、科学の進歩は絶対にない、と信じるからです。業界の常識は、僕にとっては非常識、の姿勢で常に仕事をしています。
その姿勢が「高飛車」だ「生意気」だ、「何様ですか?」「上から目線!ふざけてる」と言われても、甘んじてそれら全てのお言葉を僕はそのまま受けます。僕は真実を求める人間であり、実際、生意気です。同業者に対しては傍目相当な高飛車で、上から目線に映るのかもしれません。僕は高飛車じゃなく、あくまで高潔であるつもりですが。人にどう映ろうが知ったことではありません。それらは全て、僕の商品と、僕のお客様を守るため、でもあります。僕が同業者、工場に媚びでどうする?と思うので。周りがどう僕を言いくるめようとしても、ダメなものはダメです。
今回お客様から高飛車だなど、それら上記の言葉をいただくことには傷つきますが、僕の心はいうて鋼です。
論文に書いてあることが全て正しい、と思って、それをそのまま勉強しようと、それが全て真実だと信じて学び込んでしまうと、本当の科学的な事柄が、本当の真実が隠されて、その危険性を指摘する批判的な姿勢と人間、間違った内容を訂正させる機会、科学の進歩を失うということにつながります。それこそ大変な問題です。
論文を疑ってかかる人間がいなければ、科学は廃れます。破滅を迎えます。データーの調整や変更は多くの例文で見受けられることだと言われます。意識的無意識的であろうと自分の論理が正しいと説得するために自分に合うデータを強調したり、そこを主に取り上げることもできるからです。
だから、論文を読む際は、そうゆうこともある、と分かった上で、冷静に読むべきだと言われます。
なぜ他人の論文を信じない?それは論文を書いた科学者も人間だからです。自分の思い込みや、スポンサーであるメーカーの都合に合わせてデータを選択してしまったり、データの解釈を都合のいいように操作したりする可能性は否めないのです。業界あるあるなので、僕は嫌ってほどその類は知ってます。
その証拠に論文が発表されても、その再現性に問題ありなどで、約半分程度は1年以内に読まれなくなるそうです。論文が数十年、生き残る、つまり事実として信じられるものは、発表される論文の一割台だと聞いています。逆に言えば、お宝の論文が一割以上はある、ということです。これはすごいこと。僕たちはそれを追い求めています。
DMではご自身は論文を書いている人間なのに、ジェイさんに「誰でも書ける」と言われたことに深く傷ついた、ということでした。
傷つけたことには心から申し訳ないと思います。また言葉足らずだったから傷つけた、ということも今、わかりました。それに関しては本当にごめんなさいね、と深く、思い申し訳ないこと、また悲しい気持ちにもなりました。
僕は論文を書く人を見下しているわけではありません。相当な努力と根気、そして労力と頭がいること、というのはおそらく一般の人よりもはるかに理解しているのです。また僕はそれら論文を書く人達、つまり先生方にどれだけ助けられてきたか、また助けていただいてることでしょうか。
誰でも書ける、論文に書かれていることが全て真実というわけではないから。
僕は常に、疑いを持って真実を追求しています、という意味です。それが僕が言いたかったこと。人様をバカにしているわけではない。ましてや先生方を。とんでもないです。
また、何度も逃げるな!逃げてる!とDMで書かれていましたが、逃げてませんし、僕は逃げも隠れも一切、しないです。貴方様からのDMが一切僕に届いていなかったのは、インスタの誹謗中傷対策のシステム、AIの判断で僕に届かなかっただけであり、そもそも僕が開発したインスタではありませんから、どの言葉が誹謗中傷のワードに引っかかったのかなども僕には知る由もありません。
また僕の姿勢は、間違っていない。何を言われても僕は今の僕を変えることはない。心の底からそう、思っているからです。逃げるわけがない。
僕が今回、申し訳ない、と感じているのは、僕の言葉足らずのために大切な本当のお客様を深く悲しませ、あのようなDMを何度も送りつけるような気持ちにさせてしまったことに対して、本当に反省と、謝罪する気持ちです。
僕が「何様だよ、高飛車、生意気だ」と言われたことに対しては、その通りです、という回答になります。
この歳にもなってまだ生意気と言われる僕もどうかしてるとほんと思いますが、僕は子供の頃から短気勝気生意気、3拍子揃ってる、と誰からも言われ続けてきた男ですから、今更、という気持ちでしょうか。何様だよ?と言われたら「ジェイさんだよ!」で返します。
僕は人にどう批判されようが、自分が真実を追求する姿勢はゆるめたり、変えたりはしません。
それは僕の商品、いいえ、僕のお客様を守ることだと僕は信じているからです。僕が踏ん張らなければ一体誰が踏ん張るの?
僕がジェイさんでなくなったら、誰も僕の商品なんか買わなくていいと思っています。そんな媚びた人間が作る商品など、買わないほうがいいと僕は思うであろうから。
どこまでも強気であれ。どこまでも高飛車であれ。どこまでも真実を追い求めよ。長いものに絶対に巻かれるな。僕にとって、人が言う高飛車、は僕自身は高飛車じゃなく、高潔だよと信じています。
そうゆう人間が、論文を書く先生方に支えられ、助けられ、教えられ、僕の商品が生まれているのです。
僕が論文を書く人を見下すどころか、その先生方にむしろ助けていただいてる、というのが現実ですよ。感謝していますし、ご縁を大事にしています。僕が許せないのは、スポンサー都合でスポンサーにとって都合のいいデーターばかりを加工して出しているような論文です。そのような論文を書く人に助けてもらったことはありませんし、これからもないです。
数十年生き残る論文はわずか一割程度。でも、その一割程度を産むためにも、どんな論文も目を通されるし、それそれの意味と価値が光ります。そして、逆に言えば、一割程度以上は残るわけですから、すごいことだと思います。それが宝。
どうか、素敵な論文を書いてくださいね。論文を書くこと自体、相当大変なことだと知っていますが、お客様なら、いえ、先生ならきっと、ほおおお、と読み込める宝論文が仕上がることでしょう。
僕なんかいうて、同じ土俵にもそもそも立ってません。ましてや言葉足らずの発言に傷つかないでください。お客様の時間が本当にもったいないから。
DM、ありがとうございました。ちゃんと無事、最終的にはこちらから非表示メールで確認することができました。通常、アシスタントもわざわざ非表示は絶対見ないのですが、本当のお客様だったからこそ、何かの力が働いて、見せてくれたのかもしれません。
ですので、僕もリスクを覚悟で、ブログで返答させていただきました。内容が内容なので、各方面から削除要請が入り、数日後に削除されているかもしれません。その前に、この文章が届きますように。
大事なお客様です。
傷つけたこと、ごめんなさいね。また僕の言葉の裏を、このブログでご理解いただければ幸いです。
何れにしても、ごめんなさいね。
DM、ありがとうございました。