ありがとうございました。

お盆は連日のオンエアでした。どのショーも大盛況を収めることができ、たくさんのお客様にご覧いただけたこと、とても嬉しく、またありがとうございました。

お花も素敵なものを初回のオンエアでいただき、そのまま連日のショー全てで使おうとしてスタジオに置くには保管場所がほぼ「冷凍庫」のようになってしまう場所なため、ホテルに持ち帰り、5泊の宿泊のホテルの部屋で僕と一緒に過ごしていました。5泊もしたのに、今日無事に持ち帰ることもでき、アトリエにも飾ってあります。夏の暑い中、持ってくれたこと、花たちにも感謝です。

さてオンエアの後、お客様からDMが。

「パベルの消費期限があることを知らなかった。どうしてくれるの?」という内容でした。とても悲しい気持ちで読ませていただきましたが、すぐ各方面に確認したところ、全てのオンエアで僕は消費期限の話を必ずしているため、法律的にもビジネス的にも全く問題はない、ということで。でもおそらく、僕が思うに、お客様は「何月なん日までです!!」というはっきりとした消費期限を聞いてない!という意味だったのだろうと僕は思います。

オンエアでは、実は、なん月なん日という表現はできないのです。なぜならロットによって多少日にちが1週間ほどずれることはあるからです。ですので、その代わりにパベルデは、1年と8ヶ月程度しか持たない、という表現を連呼しています。先日のセールの場合だけ、来年の何月前後まで、という表現は許されましたが。通常はそれが出来る場合と、だいたい何年くらい、という使用目安を伝えるか、そのどちらかになるのです。

使用期限を連呼してるといえどずっとそればかり喋っていては商品説明ができませんから、発言は確かに時々、になりますが、オンエアを常にチェックしているスタッフのグループから、再度確認して、やはり間違いなくオンエアの中で数回はその期限がある発言は繰り返している、という返答でした。

ですので、企業としては消費期限があることを知らなかった、ということにたいしてQVCもメーカーも法的な問題がないため、またそもそもQVCの方は返品約束は1ヶ月間なのでできず、またメーカー側も法的問題がないため、誰も対応ができない、というふうになってしまっているようです。

お客様としては、僕は、これ腹がたつ案件やな、と思ったので、なんとかしてもらおうと僕も交渉してみましたがルールはルール、必要な情報はきちんと伝えての販売で間違い無いため、それを破ることはやめてください、という鉄の回答が。

まあ企業としては当然だと言えば当然ですが、僕の胸は痛みます。

申し訳なかったな、という気持ちです。こちら側がなんども伝えました、と言えど、お客様が聞いてない、といえば、聞いてないのだと僕は思うからです。つまり伝わっていない、という僕の責任も感じます。

経験上、何度言っても聞いてないってことは普通にあり得るのです。お客様は全力で全ショーを見てくれているとは限らないからです。例えば、マスクの使い方を、あれほどオンエアで言っていても、必ず、ところで、このマスクはどう使うの??という質問電話が次の日にメーカーの方に数件、入ります。あれほどオンエアで言ったのに、とスタッフは嬉しそうに笑いますが。(結局、お問い合わせいただける、買ったのよ、と言われるのが嬉しいからです)僕は、お客さまが「私は聞いていない」と言えば、僕は本当に聞いてなかったのだ、と理解しています。だから尚更なんとかしてあげたいという気持ちになるのですが。逆の立場なら本当にいやだもの。

ただし、全国放送ですから、ルール規定に従い、すべて法律に則って販売、販売後のケアも決められています。もちろんイレギュラーに対応できることもありますが、残念ながら基本、そうなのです。

今回の質問DMには「どうしてくれるの?」というご質問でしたが、本当にごめんなさいね。僕の方からの回答は「申し訳ございません」としか言えないのです。どうにもできないということが問い合わせてみてわかったので。できないことをなんとかします、というのもどうかと思うので、お怒りを買うことを承知で、そう申し上げるほかありません。

今後は、画面の下に使用期限目安をできるだけ多く画面に表示してもらえるようにQVCにもお願いします。

本当にどうしたものかなぁ、と思いましたが、僕の回答はこれが精一杯かと。去年のTSVでまとめ買いしてくれたものが、気がついたら期限昨日だった、という衝撃、よくわかります。使用期限はあくまで目安なので、過ぎた途端に使えないというものでは無いのですが、パベルの特性上、期限を過ぎたあたりからビタミンCの安定が徐々に保証できなくなります。メーカーとして品質保証が完全に切れるということで。期限切れたパベルは在庫を僕が引き取り全て冷蔵庫に保管して僕もアシスタントも使用することはよくありますが、お客様は当然、万が一を避けるためにも保証期間である期限内に使うことが推奨されます。

だからこそ、もっと期限に関して、わかりやすく、しっかりと伝えるべきだったと思います。完全に僕のオンエアのやり方が足りなかったと認識しています。

メーカーが、ジェイさんはオンエアで何度も発言されていますから、と言えど、聞いていない、と言われたら聞いていないのです。だからこちら側はより一層、聞いてもらえるように、伝わるようにショーを展開するべき、ということ。

この度は本当にごめんなさいね。いつもいつもとてもジェイトワを愛してくださっているお客様からのDMだっただけに僕にもかなりこたえました。

うーん、ショックすぎる。でもお客様ご本人はもっとショックよ。

それからそれから。

僕の恋で、ミザエルはどうなるのー、ともDMをいただいていますが、ミザエルはとっても元気です。彼も全力で僕を応援してくれています。なぜなら、彼は結婚した19歳の時の約束を覚えているからです。誕生日を迎えるたびに僕が忘れないように、何度も伝えてきたことでもありますから。30になったら子供を作って家庭を持つ。彼の夢を応援する僕の約束を。僕は本気です。

愛する人を誰かに渡すってどうかしてると思われるかもしれませんが、僕はそう思いません。別にミザエルが女性と結婚して、子供を作って家庭を持っても、僕たちの関係は全くずっと変わらない、ことを彼はよーくわかっています。それは僕もそう。傍目には女性には全く理解できないかもしれませんが、僕たちは男同士。そして僕は大人です。自分が子供を産めないことは冷静に理解しています。また年齢の差も。順番として、僕が先に旅立った時、ミザエルを一人で残すことはできません。お金など残してもミザエルは絶対に幸せなんかになりませんから。そうゆう男です。

ミザエルが一番、幸せになるように。僕はそう導くだけです。だってね、僕の恋が成就しようがしまいが、いずれにしても僕は必ず、ミザエルを送り出すのですから。ミザエルは最初からそれは覚悟してます。また彼は、僕の判断がいつも正しい、ということをはっきりと認識してくれていて、僕の言うことを聞いてくれる男です。

ミザエルが辛いのはきっと、その時僕が幸せかどうか、ということだと思います。

僕は恋愛でも、幸せになります。だから日々、頑張っている。

さてさて。この夏はうんと熱い夏になりそうで。真っ只中ですけれど。

さあ、これからどうなっていくのやら。だってね、明日死ぬかもしれないのです人間。その時、やっておけば良かった!なんて後悔するのは絶対に嫌です。

勇気を振り絞るのは割と一瞬ですが、後悔は一生です。

僕は、後悔しない生き方を選ぶ。

だから、僕の中に生まれた強い恋心を、大事に育てています。

その人に届くか届かないか、も大事ですが、僕があきらめなかった、やるだけやる、も大事。

勇気一瞬、後悔一生。

あなたはどちらを、選びますか?

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