さあ、サムゲタンTPです。

感覚的には今日の深夜1時からサムゲタンのTPがスタートします。

いよいよですね。アシスタントたちは東京のアトリエでお留守番。僕だけこれからホテル滞在に。

僕はホテルが嫌いです。特にQVC関係で泊まらされるホテルが大嫌い。なんでこんなところに泊まるんだろう?といつも惨めになるからです。自分で手配しないで、他の会社が手配してくれるので、あまり文句は言えませんが、それにしても嫌。毎回どんな部屋なんだろうと嫌な意味でドキドキします。QVCのTSVやオンエアはそれだけでもかなりしんどいので、ホテルに戻ってさらにしんどく感じるのも嫌なのです。狭い部屋も、狭いベッドも、まともなセイフティボックスもまともなソファ1つ置いてない部屋も、窓開けたらQVCの建物だったりするのも全部嫌。妙な気の流れも、陰気な空気も匂いも、全部嫌。

最近、セキュリティの話をよくしますが、この際、思い切って少し僕の普段の様子をお話しさせてくだい。多分、みなさんのイメージ通りだと思います。

そもそも、誰か他の会社が手配するホテルって普段通りの生活ができないところがストレス。狭いベッド。狭い空間。お茶もろくなものが置いていない。

すごくそれらが僕にはストレスで毛が抜けそうな思いです。そうゆう意味ではうちのアシスタントはホテル手配は優秀です。

今回の韓国出張ではQVC関連のクライアント同行ではなく、僕が単独で向かったため、ホテルも飛行機も全て自分側でアシスタントが手配しました。

だから当然のように、セキュリティや仕事の快適さを求めて、また僕のために来てくれる韓国のクライアントのためにも移動なしの連泊で5つ星のホテルの、スイートルームを2部屋、手配しました。

贅沢ではなく、当たり前です。僕はこの仕事を始めてからずっとそうして来ました。海外でセキュリティと快適さはタダではなく、高く支払ってでも買え、という考えだからです。また韓国のクライアントがわざわざ僕のために来てくれてアテンドしてくれるわけですから、相手にもスイートを準備するのは当然な話です。クライアントはうちの社員ではありません。

僕に何かあると、経済的にQVCもそうですが大変なご迷惑をかけることになる会社がたくさんあるわけですから、自分の身を守ったり、快適に過ごしていい仕事を収めること、その責任は常に伴います。そんな普通に出張だの移動だのするわけがないのです。細心の注意を払います。

だから普通の安っぽい芸能人のようないいホテル泊まりました自慢などをするつもりではありません。

今回の韓国のホテルは、いつも日本のクライアントさんもとってくれる僕も好きなホテルで(スイートではありませんが)通常は1階のフロントでチェックイン。でも僕は今回自分で部屋を手配したため、スイートですから1階ではなく最上階のフロアでチェックインです。それでコロナ中の混雑に巻き込まれなくて済むのです。ちなみにここを選んだのは、ホテルから3分のところにPCR検査をするクリニックがあったからです。僕の予想どおり、3時のチェックイン時は1階は大変な混雑。それを避けて上がることができました。

部屋は僕のカードキーがなければその部屋の階には誰も来ることができません。通常のホテル部屋は、部屋のカードをかざせば、どのフロアにもボタンを押せば止まれるエレベーター、ですが、そうではないのです。セキュリティもさらにいいですね。

ホテルで大事なのはまず水回り。ここが清潔であることは当然ですが、気の流れのいいホテル。化粧品をプロデュースする仕事ですから、必ずアメニティは細かくチェックします。どこの、何を使っているのか。いいホテルであればあるほど、仕事のヒントになるものが置いてあったりするので、そのためにもいい部屋を求めるのは当然です。今回はバスのアメニティがかなり僕にヒットしました。こうゆうのがあるのね。オリジナルで自分で作ろうかな。お客様に僕の商品のプレゼント、おまけでつけるものはまず今後これはありです。これだけでもここに泊まってよかった。いいホテルを選ぶ理由はこうゆうところにもあります。僕の仕事にダイレクトに有益だからです。

そしてこのホテルは、紫外線対策がバッチリで、このガラスは紫外線をほぼカットします。日本の海浜幕張のはもろ紫外線が入って来るので、その部屋に泊まらされると朝トイレも洗面所も行けないのです。すごくストレス。ホテルの格が違えば、こんなに違うのです。

次に大事なのはベッド。

自分が普段家で使うのはキングサイズですから、出張先でお金を払ってまでそれ以下のサイズで眠ることは嫌なのですが、ここは大丈夫。

キングかクイーンで、まあ十分な広さです。うちの小さい怪獣も喜び。

僕は睡眠時間が極端に少ないため、少しでも快適に眠ることは仕事にとても大きく影響します。だから部屋をケチらないのです。

ここで座って携帯で仕事のメールをせっせと書いたり

ソファでパソコンを打ったり。韓国の通販番組をじっくり見たりして。

僕は会社のデスクで仕事はしません絶対に。美しく整ったきちんとした環境でないと僕のインスピレーションが湧かないからです。

ソファで仕事するっていうとだらけてそうに聞こえるけど、違います。

ゆったりしたきちんとした環境でゆったりときちんと仕事をするからこそ、僕の商品たちがあのような形で完成し、生まれているのです。その空気を纏えるのです。

通常の会社員たちが商品開発部の会議室で生んでいるような商品では全くない、ということです。

普段から相当なものを見て、聞いて、使って、食べてる人間がプロデュースするわけですから、通常の会社が商品開発で作ってくるものが勝てるわけがないということでもあります。

僕の商品が通販商品であるにも関わらず「高級である」とか「とてもいいものである」とお客様に認識していただける理由と秘密は実はこうゆうこともあるのですね。

僕は自分の仕事にすべてをかけて挑んでいます。

最初から最後まできっちりと僕の知識を技術、それに僕の美意識を十分に発揮させたものだけを徹底して追求しています。

これらの長年にわたる普段の僕の生活背景があってこそ、J’s プロデュースは見せかけではない、本物である理由でもあるのです。世界の一流品と比べられてもどんなセレブが使おうが、それを否定することは難しいでしょう。そもそも僕の商品レベルが冷静に見ても特級だからです。

それくらいいいものを僕は世に送り出していると自負しています。それもあの破格で。

QVCの仕事はぶっちゃけいうてそんなお金にはならないのです。でも、僕の知識と美意識は残る。僕の商品という形で、それが残る。それは素晴らしい。何よりそれ自分が使える喜び。

僕は2流、3流の空間に自分を置くのも、触れるのも嫌なタイプです。それは高飛車ではなく、贅沢ではなく、僕の仕事が仕事である以上、それは僕の責任であり、至極当たり前の話です。仮に僕が上を知らぬ普通の人なら僕にプロデュースの仕事を依頼するクライアントなど皆無でしょう。

インスタのDMで、ジェイさんいいなぁというお声をたくさんいただくのですが実際はそうではないよ、という気がしたので今日は公開してみました。僕には特に嬉しがるものではないのです。

これは僕という人間が商品である以上僕の責任であり、僕の義務です。

僕がもし、今の仕事をしていなかったらきっと、効率だけを考えたビジネスホテルや小さな宿を探してそれはそれで楽しんでいたことでしょう。

安いところがダメとか、高いところがいいとか、そうゆうものさしでは僕は物事をみてません。

たくさんの企業に対する経済的責任を負う僕という人間が、どうあれば最も正しいのか。そしてそれ以上に、自分の開発する商品たちに対して、僕がどうあれば最も正しいのか。

僕の暮らしのものさしは、少なくとも仕事の中では、絶対にそれなのです。

何はともあれ今日からのQVCのホテル、どんな部屋か不安で仕方ない僕。手配した会社にあそこのどんな部屋なの?と何度も問い合わせしたけれど返答はなく。

返答がないってそれって最悪の部屋なのかもしれない。

したら僕、オンエア終わったらタクシーで帰ります。

僕が高飛車でも、贅沢好きでもなく、自分の仕事の為にどれほど美意識高く神経も労力もお金も使っているか、伝わればいいなと思います。

うちの小さい怪獣(最近はこのバカ息子とも呼ぶ)はそんなことどこ吹く風で。悩ましいところですが。

目先のキラキラしたものの裏の深いものを感じ取ってくれる日が来るんでしょうかね。

キラキラしたものがすごいわけでも、それが全てでもないんだけどなぁ。

まあ、今回の韓国出張は色々とても良かったと思います。また行こう。

なにわともあれ、本日深夜1時スタートするサムゲタンのTP、明日1日、4回オンエア、ぜひご覧くださいね!

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