いよいよですねジェイズザクイーンインジュブのためのファンミーティングが明日、昼開催されます。
ご応募いただいた皆様、また当選された皆様、ありがとうございます。当選された方はぜひ明日、楽しみにしていてください。当選できなかった皆様もこれからもなんどもチャンスが訪れますので、諦めずに是非是非、また応募してくださいね。
オンエアよりも少し発言が自由になるので、ずっとお客様が聞きたかったであろう内容、質問にも触れることができると思います。
いくつかお問い合わせいただいてる明日の衣装ですが、春らしくシンプルな白シャツをジュエリーで格上げした大人のスタイルになろうかと。ナビさんにも衣装でリクエストはありますか?と聞かれたのでナビさんも春っぽい色でお願いしますと伝えました。ナビさんは朝倉さんです。楽しみですね。
衣装といえば、先日インスタでアップした写真へのお問い合わせが過去最高となりました。
この写真ですね。

素敵なので細かいポイントを教えてほしいというDMが多数でしたので、少し解説します。
この日は山奥での撮影で、実はこの格好だとかなり寒かったのですが、撮影のためなので、実際の防寒は何も考慮していないコーディネートでした。
まず、主役はこのワイドパンツです。厚手の生地で、シルエットが綺麗なので、別に全く高価なものではありませんが、とても問い合わせ多くてびっくりしました。ダークグレイ、僕の十八番です。パンツの股下がなんと1メーターを超えていたため、僕、足が、股下が長いんでスゥううう、といつも自慢してる僕でも大岡越前並みに引きずるため無理やり折り返しています。股下カットが間に合わなかったのです。また丈直しは滅多にないのですが、たまに直しのためカットするとなぜか「え???きりすぎ!なんで?ちゃんと測ったのに?」となるため怖くて丈直しはできない感じです。あれ、どうしてでしょうね?なんかつんつるてんになって帰ってくるんです。それで履けなくなったものはいくつもありますから。
スタイルをよく見せるため、トップスも色をつなげて脚長効果をさらに上げています。黒のベルトと黒のブーツの光沢の間が全て「脚」となるスタイルなので、まあジェイさんスタイルいいわね、という反響につながるわけですね。涙ぐましい努力ですね。ちなみにタレントさんたちのは、加工でひょいと伸ばしているようですが、僕は加工してしまうと実際に会った時に全然違うやん、と言われるのが嫌なので脚長加工ではなく衣装で少しでも足を長く見せようね計画を実施している方です。僕もタレントさんは時々見るのですが、写真と実物の足の長さの違いにギョッとするわけです。13センチヒール履いていてあんなに足短いの?背小さいの???みたいな衝撃。加工しすぎやろ写真、みたいな。
それは恥ずかしいので、加工よりも僕は足がより長く見えるパンツを選びます。結局別にタレントでなくてもマスに出て仕事をいただいている以上、僕も自分を魅せることが一つの大事な仕事です。ちなみにタレントさんの中には、一旦撮影したデーターを事務所が預かって、全部脚長修正して顔小さく修正してからそのデーターを返してきて「これらを使ってください」ってタイプも実際いるんです。僕も是非そうさせて欲しいところふふふ。
トップスを同じ色にして、またパンツの安物感がバレないようにトップス素材はカシミアを選びます。高級素材であるはずのカシミアよりも深い色合いと光沢感でパンツにコントラストが生まれるためパンツが高見えするということです。
ジャケットはネイビー。黒ではないんです。黒だと重いし、アジアっぽい感じになります。ヨーロッパでは断然、ネイビーにグレー、なんです。グレーに黒じゃない。
ここらの色合わせでさらにパリらしいマダム感を演出するわけですねマダムじゃないけど。
また寒くても前を開けることでいわゆる縦のライン、Iラインが生まれて背が高くスタイル良く見えるわけですね。閉じてしまうと、ジャケットで体が分断されるので、ジャケットから下だけが足、に見えるつまり脚長効果がないのです。
涙ぐましいですね。うんこ寒い日だったのに。
地味な色合いのタートルの首元は華やかにしたいのでイエローゴールドのネックレスを。このネックレスのおかげで、ジャケットを中で脱いでも間抜け感は出ないのです。ジュエリーって大事。
バッグは靴とベルトの質感、色をひらって全体の統一感をそこでさらに生ませるために光沢のあるカチッとしたものを。仕事とはいえど宿泊するホテルの格に合わせたチョイスです。きちんと感を出すのは実はバッグが大きく影響するからです。これが場所が違えば、柔らかな革のチェーンがついた肩掛けタイプのバッグになるところです。バッグ一つで全体のイメージが大きく変わるわけですね。
ベルトと靴の色は絶対に揃えるべきですが、今の時代はバッグは変えることは可能です。ただし、差し色でバッグ、という考えは昭和ですから気をつけて。このバッグは差し色にいいですね、と考える時点で昭和です。
刺すのではなく、あくまでなじませること。ベルトや靴と、バックの色が違っても馴染んでさえいれば今時の素敵なコーディネートになりますよ。バッグが差し色になってしまったらその時点で昭和の人ね、という感じに仕上がります。
とまあ、コーディネート一つ組むにもちゃんとレシピがあって、ちゃんと考えているってことが伝われば嬉しいです。
では明日のファンミィーティング、たのしみにしております!
ちゃお!