テテテアヌのオンエアに続き新しいショコラショーのTSVが無事終わりました。
ほぼ完売で終わることができ、ホッとしています。よかったよかった!あの価格で出してしまったので、在庫が残ると赤字直行、という危ない橋だったのですが無事に渡り切りました。
終わったので言いますがあのクオリティの商品をあの価格で出すなんて他では絶対ないです。オンエアでは絶対にない、というそこで言い切り表現はルール上できなかったのですが絶対ないです。非常に高いクオリティの商品だったので、それがお客様に伝わったのかなと思うともう僕は満足。大変だったけどやった甲斐がありましたし、また正直ホッとしています。
僕の名前で人様の口に入るものは、特別どころか特級くらいでないとそもそも絶対ダメだと僕はいつも思います。
それを貫けることが僕の幸せです。
また、お花、いつも有難うございます。今回は偶然、2つとも色合いが見事に揃っていました。綺麗に咲いて僕の大変さを1日支えてくれた花たちは今、無事に僕とアトリエに戻りました。花は本当に癒しを与えてくれます。


昨日はTSVの途中から、僕はセットを急遽変更するようにQVCにお願いをしました。せっかくの超一流の高級なショコラショー、王様のショコラショーと呼ばれる商品を紹介するTSVなのに、なぜか生活感溢れる背景とセットで、テーブルも周りも夏?っぽいというか寒々しい雰囲気。温活のTSVなのに、なぜかそうめんを売るような春夏っぽいセットだったのです。あのセットで僕がどれだけ「高級です特級です温活です」と熱弁したところでお客様の目に写っている映像は夏のそうめんでも売りそうな生活感溢れるスーパーのようなセットの中で僕が話をしているわけですから説得力全然ないですよね。響きません。それにショコラショーが寒々しく見える。温かくも、美味しそうに見えてない。それに気がついた僕は午前中のオンエアが終わった時にQVCにセットを変更してとお願いしました。セットは部署が違うからすぐに変更はできないと言われましたが、僕は引き下がらずテーブルの布くらいは変更できるでしょ?と温かみと高級感のあるヴェルヴェット生地を2枚重ねてツートーンでひいてもらいました。安い通販みたいにしないで。それが無理なら温活らしい温かみと商品にふさわしい高級感を出してと要求をその場でしていた僕。 その突然の要求にあわせフロアスタッフみんなが一生懸命ヴェルベットの布を広げて、2枚の布その重ね方まで僕は気になったので僕とプロデューサーがカメラで確認しながらカメラさんも降りてきて調整をしてもらい、かろうじてテーブル上は温かみのあるセットに変更。現場の対応の早さにはいつも助けられています。みなさまありがとありがとー。いつも助けてくれてありがとー。
そうしたらビンゴ、そこからショコラショーはヴェルヴェット生地の上で高級感と温かみを少し放ち、今までよりより美味しそうに見えました。僕の言っている高級であるという内容と僕の商品見た目が見事に足並みを揃えてお客様に響きだしたのか、一気にコールが上がり、午後からのショー全て大成功。無事にほぼ完売で終了しました。よきよきです。
家に帰ってチェックしたらその代わりなんと後ろの花束が片方見えづらくなっていてショック。中央に移すべきでした。せっかくだったのにごめんなさいね。
アシスタントが一緒にいなかったので、画面に映る画、を客観的にチェックできる人が誰もいなかったのです。誰もいないならやっぱり自分でやるべきですね。
僕はTSVのためにこのような下の写真を取るためにわざわざ遠方に出かけてセッティングして世界観を大切にこだわって時間と労力かけてそれぞれ撮影してブログやインスタにアップして販促しています。心をかけるべきところにはちゃんとかけるべき。ショコラショーのTSVだからせめて温かそうなキッチンの雰囲気作りをするとか必要なことです。

今年はテレビ画面に映る画の世界観も足並みが揃うように。「いろいろうるさいゲスト」と言われてもこれらはとても大事なことなのです。本来はそこ僕の仕事ではないのですが、誰も口出しできないのなら僕が自ら口出しやります。口だけじゃなく行動もしようと。
テレビって、画が全て、画が命なんです。25年もテレビ業界で生きてる僕には当たり前の話なんですから。
僕はちゃんとしたショーをきちんとしたいのです。それがお客様に対する礼儀です。そしてそれは僕の商品に対する愛です。
どうぞ届いた人様にも愛してもらえますように。
