オサレの極意、それは何か、と言うDMをいくつも頂いております。
年末のストーリーを見てくださったお客様たちから「素敵」と言うお声をたくさん頂いており仕掛けてるうちの小さい怪獣も喜んでおります。
服は基本僕が選んでいますが、僕の場合はどうしてもインスタとるで、の日はカメラを意識したコーディネート、となっているので、それなりの華やかさを追求しますが、普段の僕はただの全身黒、です。それが一番僕らしいから。
ただし、パリに戻ると黒は着ません。ニュアンスカラーを重ねてパリらしい格好をします。
そう、オサレの極意って、今の僕の考えだと、その日の自分を十分に楽しむことだと思うのです。
行く場所は会う人に合わせてコーディネートを考える。
自分が着たい服を着る、と言うわけではないと言うところも大人ならではです。
その場にふさわしい格好や身なりを整えると気分も上がるし、そこで違和感なく楽しめますよね。
それは「礼を尽くす」と言う日本語にも通じる考え方です。
僕はただオサレがしたい、と言うタイプよりも自分の求められる役割の中でどう自分を魅せるのか、と言うところにかなり心を砕きます。
だって、その役割を僕は常に仕事で求められるからですし、僕にプライベートなどぶっちゃけ正直ありませんから、常にその役を果たすことに心を配っています。自分にスポットが当たるのか、当たらないのか、によってもかなり強弱はつけます。目立つべきところでは目立つ、引き立てに回る場合は自分の存在をしっかり抑える。
だから極意とは、着たいものをただ着るのではなく、色々と結局大人として心を砕くことかもしれません。
今日はお友達とお出かけ、と言う場合は、誰と行くのか、どこに行くのか、によって服装は変わるべきです。雨なのか晴れか、にも当然左右されます。どこのエリアかだけじゃなく、どんなお店に行くのかもよくよく予想して決めるべきだと思います。
こうゆう考え方は、僕の商品開発にもそのまま生かされています。基本まず自分が作りたいものを作るのは変わりませんが、途中から誰がどこでどう使うのか、よーく考えて練り上げて行くからです。
それはそうと、最近僕のアクセサリー使いが若返って来たことに皆さま気がつかれたと思います。時代の流れを感じさせるようなものを選び、でも品格を失わないように厳選した同じようなものを何度もなんども違う洋服コーデで繰り返しているので、ほんまに気に入ってるんやなジェイさんと言うのが伝わっているようでDMの嬉しいコメントに嬉しく思います。
実はとても反響をいただいていて、真似したい欲しいと言うお声をたくさんいただいていますが、僕もめっちゃ楽しんでいます。丁寧に身に付けたい。僕はそう思います。そもそも僕の好みははっきりしてるため、そんな色々なパターンを求めるより、自分のスタイルを極めたい、と言う気持ちがあります。
オサレの極意の一つはもしかしたら、自分に似合うものを徹底的に極めてゆくことかもしれませんね。
そして何より
自分を極めてゆくことです。
だってね、ぶっちゃけですよ、イケメンや魅力的な人って何着てもオサレじゃないですか?
これね、厳しいかな現実だと思うのです。どんな綺麗事言ったって、本人に魅力がなければ何着てても人は素敵なんて絶対に思わない。逆に普通の服着てても、微妙な服ですら、魅力的な人って素敵なんですね。悔しいかな悲しいかな、現実はそうなんです。ここ否定してる場合じゃない。どんなにお金持ってても、どんなにお金かけてても、イケメンがユニクロ着てる方が「素敵」だったりしませんか?
だから自分を磨くことです。スキンケアも、体型維持も、内面も含めて、最大限努力をすること。
そうですね、それが結局僕が考えるオサレの極意だと思います。
自分を諦めず、自分を磨くこと。どんなオサレな人でも、清潔感なかったり、性格悪はほんと残念だからです。
今年はより一層、自分とは何?に正面から向き合おうと思っています。
人の歴史は顔に出るといいます。
今の僕を直視して、これからの僕をどう生きるのか。
メッッチャ楽しみたいですね。
アクセサリーやストールなどの小物はそんな楽しさを与えてくれるアイテムです。また普通の装いを大きく変える破壊力がありますから、オサレの極意の一つは小物使い、だったりもするのかも。極意は一つじゃない。あなた様なりの極意の積み重ねで、きっとあの人オサレね、からあの人素敵ね、になるのかもしれません。たくさんご要望頂いてる僕の宝石やアクセサリー類は、待っていてください。いずれ出て来ますから。

今年は、皆様とぜひ、対面で実際にお目にかかることができるようになればいいですね。お茶会とか最高ですよね。