連日、インスタの方のストーリーに、韓国出張中の動画をせっせとアシスタントがあげております。
僕がまだ韓国にいるのかと勘違いさせてしまったようですが、日本でございます。ストーリーは常にリアルタイムでアップしてるわけではないのですね。
僕はまたすぐアシスタントを置いて僕だけ出張が続くので、うちの小さい怪獣はプンプンしてますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?暑いですね、コロナ怖いですね。でも、僕は怖がってばかりいないで、できる対策はして、やるべきことはやらないといけません。もう3年くらいになりますね。
次の出張先は群馬。日本一暑い街の一つですね。ミザエルとBー89が大活躍です。そういえば、ミザエルポールコーを、石鹸で落としたほうがいいのか、デゥゼムで落としたほうがいいのか、HSで落としたほうがいいのか、とありましたが、一番いいのはHSで直接撫で付けて(つまり、泡だてないで)塗りつけて(そうするとHSの洗浄力が最大になります)落とす、が一番ですが、それでもし落ちないという場合はHSで2度洗いが一番です。ただし、HSが勿体無い!!という場合は、普通の石鹸(いわゆる石鹸素地、というシンプルなもの)で落としてしまってください。ドゥゼムとHSで落とすのは体は面倒かもしれませんので。僕の場合は、首だけなので、顔の落とす際にそのままドゥゼムとHSで落としてますので、めっちゃ楽ですが。消費量が上がりますので、お財布と相談という感じでしょうか。
ドゥゼムのコツは?というご質問もいただきますが、コツは1つ。今使ってる量に、さらにもう1プッシュ、使ってください。十分な量を使うのがコツ。途中でもうワンプッッシュ、足す感じでもいいので、ぜひ。
そういえば僕のミザエルは、そろそろ冒険の旅に出る、と言っていたのですが、どうなったのでしょう。またコロナがひどくなったし。
夏の暑さの話に戻ると、夏は暑いけど、やっぱり暑いね、って人と言えるのは幸せ。
暑くない夏だと逆に微妙。パリの夏は、年ごとに全然違って、パリはクーラーなどはないので、暑い夏が来ると最悪。店頭から扇風機が全部消えます。寝苦しい夜も。でも通常の夏は、朝晩の寒暖差が激しいので、昼間は暑いけど夜になると別に、という感じですが。夏でも夜はレザージャケットってこともある。
とにかく家庭にクーラーがないという事実からもわかるように、日本の夏とはそもそも質が全く違います。
パリでいくつもの夏を越えながら僕は様々な経験を重ねました。いい経験も、そうでないものもたくさん。でも一ついいことがあると、そのほかのことは全部帳消しに感じるほど幸せなことがあるのです。
パリのカフェで、日陰に入りながらお茶を飲む。たわいもない友達との会話で盛り上がり、パリの今の情報も仕入れる。道ゆく人を目で追って。美しい街並みを練り歩き、疲れたら公園に座って。さっきまで真上だった太陽が、斜めに傾き最後の力を振り絞り始めたこと、パリの古い町並みが一気に輝き始めます。優しい光のプリズムが火照った街を優しく包みこみ、見るものの心を奪います。ノスタルジーってきっとこんな感じなのかな、と心震わせながら、一緒にいる友達に寄り添います。お互いの距離感を確かめながらゆっくりと夜のパリに突入します。オレンジ色の優しいランプの下で友達と夜ご飯。レシピの参考にと、お店選びは何気に選び抜く僕。
おながいっぱいに食べたら、暗い街並みをスキップするように軽やかに家路へ。
100年以上前の建物のドアを開けて、真っ暗な階段をそろりそろりと上がります。
部屋のドアを開け中へ。古い間接照明をつけ部屋の窓を開けて、外の空気を中へ。
窓から眺める夜のパリの古い街並みは、自分が現代に生きていることを強烈に感じさせてくれます。
これで少しワインでも飲めたら最高だけど。
僕は静かに、ロイヤルミルクティーを作ります。
大きなマグカップに並々と2人分。
ソファに寝転がって、友達とゆっくり話をして、お茶を楽しむ。
夜の闇がもうそろそろだよ、と伝えてきたら、友達は家路に。
ビズ(キス)をかわして部屋のドアを閉める僕。
鍵をかけた一人の空間が、今度は僕と会話を始めます。
数日後または数週間後に再び日本に向かう僕を励ますかのように。

僕の居場所がここにある。

そして日本に戻ったら、僕の想いや経験を今度は全てアウトプットすることができる。
表現者、として生まれた僕は、インプットとアウトプットを繰り返しながら進化するわけで。
僕の人生は、パリの街そのもの。厳しさも辛さもきつさも、優しさも喜びも感動も、汚さも美しさも全て飲み込んで一つのとびきりの街パリになる。世界中の人々を引きつけて止まないパリになる。
少しの毒がパリをより一層魅力的にしているようで。
光と影、いろんな表情を見せながら、僕は今後も人を惹きつける人でありたいと願う。
僕のパリ、はすでに僕の中にある。
これから皆さんに、それをどう魅せてゆくか。
世界が動き出した時の僕を楽しみにしていてほしいと思う。













