ただいま

出張から戻りました。

三重県は僕の生まれた県です。

久しぶりに戻り、で、まさかの花粉症が再発!!!!

この前、なんか治ったみたいってブログに書いたばっかりやん。僕の体はやはり覚えていたのでしょうか、地元の花粉を。

とはいえ、僕は熊野で、出張先は伊勢ですから、同じ三重県でもえらい遠いのですが三重は三重。

写真は、ハスに構えてポーズ決めているわけではなく、日差しを本気で嫌がってるだけ。日差しを避けて、伏し目がちになりながら早く写真撮りやがれアシスタントよ、と思っている J.ノリツグ パベル ホルスト 29、1歳。

僕は、子供の頃、伊勢といえば「都会」だと思っていました。

そんな僕が今では日本を飛び出し、パリに暮らし、日本の首都、東京で仕事をしています。

インスタのDMで、お客様から「ジェイさんが伊勢、違和感しかない ウケる」と言う感じのメッセージを3件ほどいただきましたが、はい、僕は実際、熊野にいる頃はまるで「宇宙人」でした。

全く、浮いていました。どうも土地にも何にも馴染まなくて。あの子は変ね、と言う感じでしょうか。

今思えば、変というより相当、個性的だったのだと理解します。

目立たないがよし、とされる世の中で、目立つどころじゃなかったことは認めます。

それが自分でも、僕の両親も「悪いこと」とは思わなかった。

丁寧に、僕は年齢を重ねたことは、多分当時の僕を知る方からはひどく意外なことかもしれません。

短気勝気生意気、と3拍子揃った僕は「鉄砲玉」と言われ世の中を壊すとすら思われたのでしょう。

実際には、僕が「違う」と思うものを壊しに行き、また実際、見事壊しました。そして壊し続けていますから、ある意味皆は正しかったけど。僕は壊した後に必ず何かを「作って」います。

丁寧にそれを繰り返し、あっという間に年齢を重ねました。

たくさんのDMをいただく中で、僕が今日、どうしてもお伝えしたかったことは。

人間、泣いても笑っても、人生はたったの1つである、ということ。

このセリフはきっと誰もがどこかで耳にしたことがあるはずです大抵の人はこの事実を見つめたりしませんが。

僕の人生は、一つ。

あなたの人生も、たった1つ。

それぞれがとてもとても「尊い」んです。

たったの1つだから、泣いてばかりはうんざりです。

たったの1つだから、できうる限り、充実させたい。

たとえどんなことがあろうとも。

人生は、ただの1つなんです。

しんどいときはしんどい。休むときは休む。

でも、たった一つの人生だから、やっぱり充実させるように動くんです。

僕はこの「動き」を大事にしていて。だから一つところにとどまらないし、常に流れているようにしてる。僕のクライアントも実際、その動きについてこれてるところだけが「残る」

たった一つの人生だから、うんと僕で生きていくんです。今後も自分の人生や商品は、僕らしいものを丁寧に積み重ねて行きます。僕の手がけるものが、誰か他の人の人生も、充実させることを願いながら。

それはそうと、今回の服は、できるだけ平穏な場所でなじむようにと一応、考えてコーディネートしてたのですが。

昔父親が着ていたような地味なツイードに、おばあちゃんが着ていたようなタートルネック。ボトムもアースカラー。大地の色。自然の風景になじむように。

いつものように全身黒、だと、明らかに迫力あり過ぎで「浮く」と思ったからです。

結局、皆様に「浮いてる」とご指摘いただきましたが 笑笑

僕は僕なりに、やっぱり田舎に戻るときは「考えてる」んだな、と今思いました。

バリバリの黒で、ツイードの黒ジャケットに黒パンツ、黒のブーツで黒タートルに黒い大きなバッグ、でいくことだってできたはずなのに。

一応、僕なりに三重県に敬意を示したというのでしょうか。もちろん、インスタとるから、ブログの写真撮るから、と張り切ってるアシスタントが「黒はないですからねっ!!!」って言うてたし。

大人の配慮うふ。

お土産に、花粉症もらったみたい。

知らんけど。

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