今日、またとても不思議なことがありました。
20年ほど前のものですが、とても大事にしている時計があるんです。最近、スポーツタイプが流行ってることもあり、またつけ始めたのですが。
今日は銀行に行くために支度してて。その時計をつけ、いつもの黒いコートを着た時に、ふと「違う」という感覚が。
全身黒だったので、コーディネート的にはその黒いコートで間違い無いのですが、なんか「違う」玄関先まで出て、やっぱり、と戻って別のコートに。久しぶりに着るコート。大きなポケットがついてる。
タクシーを降りて、横断歩道を渡ろうとしてた時に僕はふと手をコートのポケットに突っ込んだんです。
そしたら、時計のメタルのベルトが切れた。
時計は落下せず、ポケットの中でセーフ。小さな部品のピンも無くさず、です。
びっくりしました。ポッケに手を入れることもほぼ無い僕が、たまたまポッケに手を。しかも普段の僕のコートにはポッケはありません。出かけ際着替えなければ絶対に時計は地面に落下していたでしょう。
丈夫な素材では無いので、落下したらもうアウト。フェイスのガラスは取り替えられても、本体についた深い傷はもう磨いてもなくならないそうで。
タイミング良すぎのタイミングでボケットの中に手を入れ、その入れた瞬間にベルトが切れてくれたので、ポッケの中で全て受け止められるというまさに奇跡。
うーん。
すぐ近くにお店があったので、そのまま持ち込んで。「よく落下しませんでしたね」と。
「ちょうどポッケに手を入れた瞬間に、バラバラって」
やっぱり僕は持ってるわ、と思いました。
実は、別の時計も、去年、ベルトがちぎれたんです。でもちぎれた瞬間に、あろうことか僕は落下するのを手で反射的にすくいあげキャッチしたので、地面に落下させなかったんです。
パンってベルトが弾けた瞬間をたまたま僕、移動しながら何故か時間確認でもなくたまたま時計の方にさっと目をやっていて弾けた瞬間を見たのでできた芸当です。
その時も別のメーカーさんでしたが修理に持ち込むと「落下させずに本当に幸いでした」と言われました。
落下する瞬間に手でキャッチしたというとどんだけすごい反射神経やねん、という感じでしたが。
ほんとそうなんです。普通は足で蹴るのが精一杯だとか。足に一度当てると、クッションになって直下するよりも若干、ダメージが少なくなるそうですが。
今回、コートを着替えなければ、そのコートにポケットはついていないので、絶対完全にアウトでした。そのままタクシーを降りて走り出した瞬間に、時計のベルトが切れてコンクリートに落下させていたことでしょう。
出かける際に、感じたあの違和感。
それが気になったので、着替えに戻った僕。それが正解でした。
本当に不思議。ヨーロッパに戻る便にどうしても何か乗りたくなくて、思い切ってキャンセルしたら、まさにその乗る予定だったその便が途中機体不良で空港に引き返して来たりしたこともありました。
不思議。ラッキーな人やんな。
今回の時計も単なる偶然が重なっただけ、なのですが、それにしてもうますぎるので。
これはもう「持ってるわー」とまとめてしまうしか。ラッキーな人になるしかないわ。
部品も無くさなかったので、修理はピンを付け直して、それを接着(するんですね、今は)材をつけてくれました。
結構、トラウマになります。次またつけててベルトのピンが外れてベルトがばらけて落下したらどうしようって。メーカーの人に聞いたけど、やっぱり防ぎようがなく来るときはくる、みたいな話だし。ただ滅多に外れないのですが、と。ベルトの弛みがないか毎日検査に出すわけにも行かないわけですから、やっぱり来るときは来るのか。
そうかといえそれを恐れて家に置いておいては時計の意味がないので、僕はやっぱり使います。
ラッキーな人やで次もきっと大丈夫。
さて、明後日はいよいよファンミーティング。
DMですでにお問い合わせをたくさんいただいてますが、お問い合わせの多い衣装は、グレイのコートでグレーのワントーンコーデです。おじさんにならないように光物?のブローチなんぞつけて「華」のあるグレイに仕上げると思います。僕はグレーが大好きなのですが、グレーは日本語で灰色。気をつけないと一気に老ける色なんです。グレーを着るときは、華のあるコーディネートにせんと。
お話の内容は、今年いつか来るTSVのUVクリームミザエル、と同時に新発売となる僕のお粉、フェイスパウダーLSのお話が中心になると思います。
今回、残念ながら抽選から漏れてしまったお客様のためにまた終わったら写真などでご報告させていただきますね。
ではでは!