お客様から「旦那様にはプレゼント、何を贈るのですか?」とご質問が。
ミザエルはですね、クリスマスの直ぐ後に誕生日、なんです。30日。
だからプレゼントも大変です。
ただし、プレゼントを渡すのは、直接会うときだけにしようと思っていて。なんか、コロナのせいで、EMSの送り方が偉いめんどくさいことに。あらかじめパソコンで登録、写真などを取ってからじゃないと送れない。郵便局に持っていけば受け付けてくれた昔が嘘のよう。また受け取る方もめっちゃ面倒だそうです。この前も僕の化粧品を送ったのですが、受け取るとき色々手続きが嘘みたいに面倒な上、20ユーロ(中の商品が50ユーロだかなんだかを超えていたため)の税金とかまで取られて。
だから今年は贈らないつもりですがっかりするだろうけど。
ご質問者様は、外国の男友達に「なんでもいいから今年は消えないものを」と言われたそうですね。毎年、スイーツとかだったそうで。
どの外国の国の人かは存じませんが、外国人あるあるです。
僕は基本、贈り物をされる場合は花束一択、なんです。他に欲しいものがないからです。
でもヨーロッパの男は違います。特にクリスマスは、小さいプレゼントをいくつももらいたいのです。日本だと、財布、とかバッグ、を1つ、頑張って贈るとか恋人同士だったらあるだろうし、友達同士だったら、自分では買わないけど、もらうと絶対嬉しい、みたいなものを贈ったりしますよね。
でもヨーロッパは、クリスマスってめっちゃ命かけてて、大事なんです。だからクリスマスのプレゼントの包みを開ける楽しみ、って言うのがもうDNAレベルで染み付いてる。だから多いほうがいいんです。一人の人から、一人の人にいくつも贈ります。小さいプレゼントをいくつも、贈るわけです。開ける楽しみがあるから。少なくともフランスではそれが普通。本とかペンとか、小さい、いくらもしないようなものでいいんです。それを細々とラッピングして(お店ではまずしてくれない)贈る。もちろんうんと大人になって、iPadが欲しい、とか言えば家族みんなで出し合って、それを一つ、贈る、とかはあります。
でも、基本、小さいなんてことないものをいくつも贈るんです。だからその男友達が、なんでもいいから、と言ったのは本当に「なんでもいい」んです。クリスマスの贈り物だ、と言うことで喜びがあるわけです。そしてそうゆうなんでもないものを後生大事に本当に持っていたりするんです。
僕はもう、ボーイフレンドの若きイケメンたちやらうふ。うるさいアシスタントたちやら、友達の若いオスたちまで、もうクリスマスプレゼントは日本でえらい大変です。それぞれに「何が欲しいか考えとき」と言って、その本人が「これください」と言ったものをクリスマスプレゼントであげています。もう今年のクリスマス戦は始まっていて、結構大変ですよ。でも「やったー!!」って喜んでるのを見るともう嬉しさだけが残ります。よきよき。日本の男性たちは、特に彼女にいいもの贈らないといけないとかそうゆうバブル時代からの悪しきプレッシャーがあるようでちょっとかわいそう。別に彼女のプレゼント、ブランドバッグや財布じゃなくてもよくない?そもそも若い子がそんな経済力ないじゃん。クリスマスにレストランでディナー?昭和かよ。でも話を聞くと、未ださりげなくクリスマス前にはリクエストされたり一緒に見に行ったりさせられるそうで、びっくりします。まだそんな化石女子いるの?
え?????愛する人から贈られたら、むしろなんでも嬉しいと思うけど。高価じゃないとダメなの?
それで男性貯金叩いて買って、彼女からはネクタイとかもらうわけね、その「お返し」に。それで喜ぶ男性もいれば自分の方がはるかに高かったとか不満なら彼女からもブランドバッグもらえばいいじゃん。それでイコール。それが嫌ならその彼女もブランドバッグなんかリクエストせんで、と言う話やで。
話を戻して、だから男性に僕がプレゼントすると、本当やったー!!!って感じで喜ぶんです。本当に自分が欲しいものをもらえるから。
プレゼントって、まず相手が何欲しい?が僕は気になるので、海外で結婚のお祝いとか、本人たちにウィッシュリストを作らせて、経済状況に合わせて友人がそれぞれそのリストの中から贈るのが普通ですよね。でも日本では相手に「何欲しい?」と聞かない。そのくせ恋人同士だったら平気でこれ欲しい、を男性側にかけたりする。そのとき、男性は冷静に自分の懐と相談するべき、だと僕は思います。
1 相手が欲しいもの。
2 自分の買える範囲内のもの。
3 相手の喜ぶ顔を想像しながら、心を込めて買い求めること。
この3つだと思います。非常に当たり前の意見。
僕はこの当たり前の3つを、意外にみんな守れてないかも、なこのシンプルな3つを、ひたすら守り続けています。
物を贈るのではなく、結局僕は自分の心を贈ってるつもりだからです。
付き合いでの贈り物は仕事以外では一切しません。
今回のご質問では、相手が欲しいのは「本当になんでもいい」ようですね。消えなければ。
じゃ自分の買える範囲内で、相手の喜ぶ顔を想像しながら、心を込めて探しましょうか。
小さなものを綺麗にラッピングして複数、がオススメです。
男って、色々本当はもらいたいみたいですね。大抵、頑張って贈る側だけど。
ちなみに僕が前回、旦那さんに贈ったのはクリスマスがレザージャケット。パリで一緒に2日くらい歩き回って僕が気にいる物を探しました。僕が気にいるイコールおしゃれ、と思ってるうちの旦那はその僕が見つけたものをとてもとても喜んでくれました。南フランスに戻ってからも、友達や女の子たちからの評判はバッチリだったようです。僕がミザエルにもらったクリスマスプレゼントは、彼が旅先で買った箸、とか料理本、とか、お茶、とか写真たてに僕と彼の写真を入れたもの、とか、細々と色々とそれぞれを彼がラッピングして贈ってくれました。
前回のミザエルの誕生日には僕は腕時計をプレゼントしました。シチズンの、ダイバーウォッチです。男っぽい上に、電池交換がいらないsolar power。しかも高価な腕時計じゃない。ミザエルはブランドに1ミリも興味がないのです。洋服とかも買わないで、未だに15歳の頃に親から買ってもらったものをそのまま着てる感じ。そんな素朴な彼に僕が贈った時計は見事に似合ってました。清潔感バッチリ。すごく喜んでくれて今も大事に使っているようでよかったよかった。
クリスマス、何れにしてもみなさん楽しみですよね。
皆様は何をもらうのだろう。何を贈るのでしょう。
贈り物は心を贈るもの。本当に心を込めたら、喜ばれるでしょう。心を込めたつもりにならないようにはご注意を。
12月11日、僕からのクリスマスプレゼントがTSVで登場します。付属のポーチです。おまけではUVクリームミザエルが10グラムの容器で特別に1本ついてきます。
もちろん景品表示法違反にならないように原価は気をつけましたが、プレゼントですから、それにしても通販あるあるのおまけの(いらない)ポーチにはしないように心を配りました。いいブランドをご存知のお客様でも持って恥ずかしくないものを仕上げて、今回も去年に続き僕からのプレゼントとして準備しています。
香水もこの時、新発売させます。je sais ton amour です。僕の配合の素晴らしいバラの香りに是非、驚いてください。バラの匂いが嫌いなうちの若いアシスタントですら「ウワアア!めっちゃいい匂い!」大絶賛。せやで、僕の香りやん。
価格が、今日最終打ち合わせだったのですが、どうも通常価格での販売になるかもしれません。デビューショーでしかもTSVでのタグ商品なのに、通常価格はないやろ???と思っているので特別価格にするように今再度話を進めているはずですがどうじゃろ、本当に特別価格になって数千円台の値段になっていたらもう迷わずゲットしてください。通常価格だったらこれはもう申し訳ないです。万に乗ってしまう。お客様が通販で見たことない価格やん。原価が原価なので、もしかしたらまさかの通常価格で販売、されているかもしれません。今日の打ち合わせでは、あれ?通常価格での販売だと聞いてます、とこちら側からQVCに再確認を要求してたので。イメージしてもらうなら市場で1万5千円から3万円で売られてるお高い香水、ありますよね、いいデパートさんで。
はい、中身はあのレベルの香水です。
だからqvcでの価格は、そうです通常価格でも既に原価を考えると大変お買い得です。でも12月でお祭りなので、特別価格、デビューだし、やりたいですねせっかくだから特別価格。
実際の商品がこれです。

パチパチパチパチ。デザインめっちゃ苦労しました。セブのデザインでは実際にやるとバランスが悪かったので、セブがバケーションでいなかったため、僕が工場と細かく最終的にはミリ単位の指示でやりとりして修正しました。妥協したくなかったのです。僕はパッケージデザインはデザイナーが上げた後に自ら修正することは非常に多いです。なぜなら、どんな優れたデザイナーであれど完璧はあり得ないから。僕ではない、ので当然感覚も違います。どっちがいいか悪いかじゃなく、あくまで僕の商品は細部まで僕の感覚を生かして作り込むことが大事だからです。
今回もシルバーのボトルや枠を最終急遽ゴールドに変更してよかったよかった。正解です。
12月11日、いよいよ発売です。
さて、明日はいよいよファンミーティングです。午後5時からですね。
楽しみすぎて今日眠れないかも僕。
どんな話をしようかな。衣装これでいいかな?
今日インスタのストーリーにアップしたビデオを見て、お客様から明日の衣装ですか?と早速DMをいただきましたが、いえ、あれは私物のコートです。新しいものではないのですが、今年の冬も大活躍してくれるでしょう。
明日は、水色ピンク系の例の「私は女性議員」のツイードの衣装です。写真をあげて、というリクエストだったので、スタッフに撮ってもらうことにしてこちらでご希望通り、公開させていただきますね。
では明日!ご当選されたお客様限定とはなりますが、元気にファンミーティングでお目にかかれますように!