川の流れ

水ってせき止めるとよどむんです。

流れ流れてこそ清らかだと。

せやな。

僕も流れていかんとあかんわ。僕も真似して言わせてもらうと

男って、締め付けようとすると逃げるんです。

ある程度泳がせてこそ続くんです。

どうよこの深い洞察力。厚みが違うわJ.ノリツグ パベル ホルスト 29歳。

さて、今日のテーマ、水。

人の体もほとんどが水です。作物も水が重要で、料理の水も重要です。化粧品の原料も水が重要。水が合うとか、水に流す、とか、言葉の中でも水が。

「水の中にはプランクトン。土の中には木の養分。大事なものはいつも隠れて見えないの」

僕が昔書いた小説からまさかの本人引用。

水って当たり前すぎて、その大切さに気づく人は少ないんです。断水とかされて「ああ、水!」とか一瞬思う程度でしょうか。

こんなに大事でも、僕は、水のような存在になりたいとは思いません。むしろ水に溶ける毒でありたい。

当たり前に存在するものよりも、ちょっとあるとびっくりする感じ?

毒でありたいと思うくせに、流れる水のごとく清らかでありたいと願うこの矛盾がまさにJ.ノリツグ パベル ホルスト 29歳。

でもここで最近僕は気がついた。

僕は、清らかでいたいと言うよりも「自由でいたい」のだと。

流れ流れてこそ、自由なのさ。

せき止められる前に軽やかに逃げ出す男であれ。

水の中に、毒を持て。

その清らかな中の少しの毒が、きっと僕、と言う人間なんだと思う。

僕の毒は、人をあやめることもできるだろうし、薬のように人を癒すこともできるかもしれない。

若い頃は、毒の量の調整ができず、どれだけあやめて来たことだろうごめんなさい。

でも今は、違う。

今の僕なら、毒の量すらコントロールできるかも。

流れ流れてるからこそ、絶妙の量で。

お客様とこれから、自由な僕が自由に展開する僕の仕事を、ご一緒に楽しんでもらえたらと思うと、ワクワクする。

僕は自由に流れ流れて旅をする。僕の人生の旅をする。

物書きの基本、ですます調で揃えることを無視した文章が、こんなにしっくりくるなんて。

悩みを駈け抜けた自由な僕が自由に展開する僕のこれからの仕事を、皆様どうぞご一緒にお楽しみください。

川の流れのように。ときに激しく、ときに穏やか。

流れ流れて見えてくるものを、お客様と共に、精一杯楽しんでみたいから。

水の力を信じよう。流れる水は、時に岩をも砕くのさ。

明日の朝9時の生放送がんばろ。楽しいショーができますよーに!

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