昨日のブログで驚かせてしまったので、DMが大変なことに。

全然、ご心配なくです。僕、めっちゃワクワクしてる。

QVCの仕事はただ画面に出るだけじゃなく、まず商品を企画して、こんなものが欲しいから始まってそれを商品開発して商品化に動き、パッケージデザインから商品名まで色々考えてオンエアのためのショーの構成を考えて各方面と相談してそのためのリハーサルを一人で繰り返してそれに合わせて公式ブログやインスタを使い告知やプロモーションをして、オンエア前の事前ミーティングとかも参加して実際のオンエアになったらまた全力で挑んで、みたいな結構最初から最後までかなりの仕事量なんです。これは全体に関わることなので、通常の企業であればディレクションとして相当な報酬が得られるのですが、qvcの仕事では全然得られることができず。商品開発費とかディレクション料とか顧問料とかプロモーション費用とかその辺は全部抜け落ちて、しかも許せないのはそれらが対外的には僕がディレクションしてないことみたいになってるのに気がついて、僕の努力と仕事量はなんやったんよ、と思って昨日のブログに至ったのです。

文字にしてハッと、僕は一体、何しとるんよ？と客観的に思えた。大したお金にならないことをこんなに一生懸命やって、その挙句、ディレクションしてない人扱いかよ。

当然ですよね、その辺のディレクションの報酬はもらってないから、そりゃしてない人やろ。よく考えたらディレクション料ももらってないのに、僕がやったなんて言っても誰も信じないね。工場で紹介される時も、「えっと、この人は」みたいな感じなって、ゲストの方です、みたいで終わることもあって。僕がその後、工場の人たちと話をするまで工場側も僕が指示を出していたことなんてさらさら知らなかったこともあったし。おかしいな、と思ったけど、だんだんわかってきました。僕はほんとお人好しのバカ。

都合よく、利用されてただけかい。一生懸命、QVCの一連の仕事をこなしても報酬面でいつもがっかり。こんなもらうのかもらわんのかわからんような金額やったらあんなに頑張って商品開発するんじゃなかったわって思う。普通の企業なら、最初にいくらの報酬になりますとか言われて始まる商品開発ですが、QVCの商品の場合は、商品がもう仕上がって、オンエア直前になってから、やっといくらでお願いします、と金額が出てくる。後出しじゃんけん。

そのあまりの小さな数字に、何度唖然としたことか。まあそこで文句言わない僕も僕だったけど。QVCの仕事で一体誰が儲かるの？？ほんと心の底から聞いてみたいわ。僕以外の皆さんね。

でもね、僕は今、めっちゃ、ワクワクしてる。そこに気がつけたことで、色々と吹っ切れることもある。もやもやが一番、精神衛生上悪い。

それに、僕は周りに感謝してる。qvcでやってきた仕事に、誇りも持っている。お客様にもとても喜んでいただけてる、それが何よりやし。お金に代えられないものもあるんで。

DMで僕がqvcに出なくなると思って心配されてるお声をたくさんいただきましたが、全然そんなことはありません。出ます、出ます。

今年のオンエアスケジュールはもう入ってるので、あとは来年１月の大きなショーが一つ入ってる。それらはもうお受けさせていただいた仕事なのでちゃんと予定通り、こなします。今後もqvcでお目にかかります。

今開発にかかってるたくさんの商品は、このまま仕上げていきます。だから新商品もまだまだ出てきます。

それ以降は、新商品開発は、スローダウン。

来年は、僕、遊ぶ！！！！！！他の仕事に軸足を戻し始めるし、qvcでは新商品も条件が合う場合のみ手がける。

そんな感じでゆるく過ごして、また力を温存するのも悪くない。２５年も、馬車馬のように走ってきたのだから。

またどこかからお声をかけてもらえるかもしれないし、ないかもしれない。でもなければないでも困らないし、あればあれば楽しいかもしれない。

僕はうれしいんさ。

お客様と繋がっていられることも、こうやって日々暮らせてることも、健康であることも、元気であることも。お世話になってるクライアントさんたちがいることも。僕に関わるたくさんの魅力的な人たちや素晴らしい友達がいることも。

全部うれしい。

来年から、僕はどんな仕事や自分の生活の流れに乗るのだろう。どんな人に出会うのだろう。

それを考えるとワクワクする。

みなさん、たくさんの心配のDM、ありがとうございます。

でもほんま心配せんで。僕はめっちゃ元気やし。これからは

お金にならないしんどい仕事はしない。これは当然の権利で、誰にも迷惑はかけないし。

そのぶん、いろんな国を巡って、いろんな人と触れ合って、僕の引き出しをもっと広げるんや。

でもコロナやし、まだまだどこも行けへんけど。ご近所さんをウロウロしとるで精一杯やけど。

めっちゃ怪しいで。