ただいま

大阪出張から戻りました。

ミザエルの2回目の生産に立ち会うことができて、感激しました。

生まれて来た、という感じ。

実際、立会いのもと色々確認しながら製品化されていくのを見ると子供が生まれる感じです。

大阪の工場は前にも書いたけれど、日本で2位3位の(今年おそらく2位)業界の3本指に入る工場なのですが、ここの素晴らしいのは社員の人柄。

どの工場よりも徹底された「挨拶」

どこに入っても「こんにちは」と作業をやめてきちっと頭を下げてくださいます。これって普通、ないです。

いろんな工場にいくけど、ここまで挨拶の気持ちのいい工場はありません。たくさんいる従業員みんなそうなんです。

挨拶の仕方一つでこんなにも「違う」というのは僕の勉強にもなります。僕のおつきあいさせていただく工場は「人柄」がものすごく大事なんです。だからものすごい選ぶんですけど。例えば韓国の工場だとお辞儀の角度が全然、他と違うんですね。ものすごく丁寧、深いんです。儒教の国だからと聞きましたが、目上に対する「尊敬」の表し方も勉強になるし、また取引先に対するそのお辞儀の仕方の丁寧さにも感動します。人柄もやっぱり素敵で、僕はそれをみて、自分のお辞儀の角度も変えました。

日本の工場ではミザエル。ものすごくいいですよ。

通常の工場だと工場によっては釜の前で原料を人が計量して放り込む、みたいなところもありますが、それだと材料の入れ忘れ、など時に発生しえます。(例えば、UVのかなめである反射材を入れ忘れたuv,なんて悲劇ですよね。それを知らずに日焼け止めできてると勘違いして使う消費者の悲劇なんて、ありえません)でもこの工場は原料から全て別部署でバーコード管理され、全て準備されてそのあと全てコンピューターとものすごい数のカメラと、人間がいちいちバーコードでチェックしながら原料投入も管理されます。入れ忘れや違う原料だとエラーが出て投入や次に進むことすらできない。徹底した管理です。

水にもものすごくこだわった工場です。

いい工場で、いい人たちが、僕のこだわりのものをしっかりと作ってくれています。

僕はこのuvだけですが、このuvにお粉だけの女性がスタッフに多いため、僕のuvのフェイスパウダーの開発も急ぐことにしました。お粉をつけておくと、マスクが触れても剥がれづらいという利点もありますからね。

もう「美白」がうたえる医薬部外品を取ったベースはすでにできてるのですが、僕が医薬部外品が嫌いなので、もっと変更してゆきます。医薬部外品は化粧品よりも「すごい」と勘違いされてるお客様が多いのですが、実際は「いいえ」です。化粧品業界の闇がここにあると思っていてください。巷で医薬部外品で「美白」とか「なになに改善」みたいにあたかも医薬品かのように売りつけてるケースは多々あると存じますが、そんなのクソだと僕は思っているので。お国が指定する有効成分をお国が指定する量入れてしまえば医薬部外品なんて取れます。それだけの話で、本当に美白かどうかは別問題。ましてやその商品がいいか、なんて全くもって別問題です。

J.avec toiから医薬部外品はないな、と思っているのですが、仕上がりによってはその認定を受けるもので出てくるかも、しれません。美白できます、という内容で。まあ僕はオンエアで自分の製品ですら「医薬部外品ですごいと思うでしょ?全然」というような話になると思うけど。すごいのはその「医薬部外品」の認定ではなくて、僕のパウダーズバリがすごい、っていう話ができるような商品を仕上げますね。

今回の出張、クライアントさんのご好意で有馬温泉に宿をとってくださいました。僕の入浴剤の参考になればと。

部屋の露天風呂、すごくよかったです。金の湯なのかな。

こうゆう濁った感じもいいですね。僕の入浴剤、onsen,TSVにならないかなあ。せめてTPとか。

仕事も全て十分に内容を得ることができ、充実した出張となりました。

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