質問回答

商品の質問回答が続いたので、僕のプライベートと言うか、商品と関係ない質問にまとめてお応えさせていただきます。

1 ジェイさんどこで服買ってる?迷う方?

めっちゃ早いです。買うときはもう即決なので。パリでも買うし、日本でも買いますが、悩んだことはないです。アシスタントが「早っ」と毎回言いますが。入店したら会計してる感じ 笑笑 あと衣装ネットとかも最近は多いです。古着も大好きです。昔の洋服って、縫製がとても丁寧だったり、生地がとてもよかったりします。ただし、古着は日本でしか買わないほうがいい。海外だとシミ汚れ傷だらけのマジで古い着るもの、なだけだったりします。パリの古着屋さんはキロでいくら、で売ってます絶対入らないけど。だってもうお店がものすごい汚いもん。ブランド品を扱う古着屋さんもパリにはいくつかありますが、価格は高いと感じました。前に友達の彼女とお茶した後、彼女がみたいと気取った中古屋さんに入ったことがあるのですが、日本から来た、と分かると、お店のオーナーがとうこ知ってる?とうこ知ってる?と聞かれて誰それ???と思ってたら雨宮とうこ、さんのことでした。彼女はよく売りに来るのよ、とのこと。お店が彼女から買取をよくしてると言うことで。オーナーさんに僕は、あなたのそのバッグ、よかったら売って、とか言われて冗談じゃないと思いました。いずれにせよ中古買うなら日本がいいと思います。

2 ブログやインスタのコートがめちゃ可愛い。どこの?

芸能人のようにどこどこの何々、と言うのは品がないので、僕は一切公表してませんすいません。ただし、衣装と全く同じところのものなので、よかったらJ.avec toiのショーの時の僕の衣装をよーくみてくださいね。ボタンとかで分かることがあるかと。J.avec toiの衣装は全部そこのものです。

3 パリで割と手頃な価格で洋服買うなら、オススメのお店は?

マッシモ・ドゥッティです。ザラのお姉さんブランド、ですが、日本で展開はあるのかな?見たことないけど。僕はパリの店で旦那さんのクリスマスプレゼント(レザージャケット)買いました。めっちゃ喜んでくれました。マッシモは、ザラよりは大人というか。ザラと同じ会社の経営ですが、ザラよりも価格帯は少し上、パリの女性にもとても人気です。そんな高くないのに、なんかめっちゃ高そうな店構えで迎えてくれます笑 マドレーヌとか、店舗はいい場所にありますし。

いい意味で毎シーズン、統一感があるというか、同じ系統を繰り返すブランドで、そのテイストが自分に合えば毎年めっちゃ使えるお店だと思います。特にレザーのライダースなどはヨーロッパらしい茶系いい色を毎年展開します。

日本でザラはめちゃ高いですけど、ヨーロッパだと「安いから買う」の代表店ですから、パンツとか日本だと5990円とかしてますが、パリだと3000円程度。コートも全く同じものが日本だと3万弱、パリだと15000円弱、という感じ。この前も銀座の店舗で日本円のシールが剥がれている値札をみたら、ユーロで売られている価格の倍の値段で売られていました。ザラとか買うならヨーロッパがいいですよ、とか今コロナで全然言えないけど。

パリのザラの店舗の汚さ(床に洋服がそのまま放置とか、ザラならぬザラです)を考えると日本で買う意味はありますが、ご参考までに。

大人はマッシモ、オススメします。

4 人のおしゃれ、どこをみる?

みてません 笑笑

あんまそこまで興味ないというか最近。服着ててくれればそれでいいんじゃない?くらい。

昔は靴、を見ていました。

靴ってほんと気をつけたほうがいいです。面積小さいのにめっちゃ目立つ。

ルブタンとか今時履いてたらキャバ嬢認定される、とか聞きましたが全くその通りだと僕も思います。ルブタンでアシスタント(男の子)が以前、ドアマンやってましたが、客層が下品だとぼやいてたこともあります。ルブタン、ほんとどうしちゃったんだろう。

そうすると、僕も、品があるかどうか、を見ているかもしれません。

女性だったら、ある程度品がある格好。男性だったら、清潔感。

そこみてると思います。靴のかかと、あまりに擦り切れてたらすぐお直し、出してくださいね。

5 衣装いつも楽しみにしてます。今後のポイントは?

ありがとうございます。何名かのお客様にこのように言っていただいて僕は嬉しいです。今後のポイントは、足元かも。

コロナでナビさんともソーシャルディスタンスをとった配置、になったので、やたらと全身映る、というか、足元までガンガンカメラで画面枠に入るようになっているので、今までまあ適当に履きやすいこれで(すいません)と済ましてた靴がえらい目立つ気になる。ってことで。気をつけます。

ファションって、結局その人の生き方だと僕は思います。

流行り物を着るのが好き、なのも、自分の定番を長く愛する、のも。どちらもありで、どっちが正解でもありません。本人が楽しければそれでいい。

ただ一つだけ、気をつけたいのは。

おしゃれな人になるのか、オシャレが好きな人、になるのか、は大人は気をつけたほうがいい。

あの人オシャレだわ、は褒め言葉。でもオシャレが好きな人なのね、は褒め言葉ではありません。オシャレが好きな人なのね、の裏にはあー、やっちゃってるわ、とかあんなの着るんだ、というニュアンスがあるからです。

基本自分の好きなものを好きに着るわ、でいいのですが。わざわざオシャレにお金かけてその上でけなされる必要もないのです。

オススメは、世代の全く違う人、に見てもらうこと。意見をもらうことです。若い子がいいと思います。

それあり、それないわ、は今の若い子の方がむしろ心得ていたりします。

生きた化石、にならないためにも、僕はそこを気をつけています。

僕はオシャレだと言ってもらえると嬉しいのですが、ジェイさんオシャレ、と言われるよりもジェイさん素敵、と言われた時の方があがります。

僕が今、オシャレで一番力を入れてるのはメンテナンス、です。この年齢になると、ブラッシングや、スチーマーは必修です。皺の寄った服で出かけるなんてホラーですから。

自分でできない靴やカバンなどの手入れはプロに任せます。洋服のほつれやボタンの緩みはまた今度、じゃなくて、すぐお直しに出す。クリーニングも面倒がらずよく利用します。

一通り、この歳になるとものは持ってる、んですね。だから新しいものを買うよりも、むしろ今あるものをまた生かす、方に燃えてる感じ。

これだけ手間暇かけるので、その手間暇をかけるだけの「価値」のあるものしかいらないんです。

その価値は、値段じゃなくて、どこまで自分が気に入っているか。

安く買えたものでも、僕の持ち物は全て平等に扱います。値段じゃなくてどれも愛してるから。

人も物も、僕は愛して生きてゆきたいので。

コロナですが、オシャレすること、をもう一度見直して、愛してみるのもありかもしれませんね。

自分はどう見られたいのか。どう生きたいのか。どうなりたいのか。

自分を演出するのは、ご自身なのですから。

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