衣装のアップがインスタでできなくてごめんなさい。なんか写真がうまく撮れずアシスタントがこんなのダメだと言い張り。背景変えてボタンとめてとってーとか言われてももうスタジオでした、みたいな。
で、ここでそのボツ写真と共に、以前からリクエストをいただいてる僕の洋服のの選び方、を書きます。
今回は、ジャケットです。
ジャケットは、まずサイズ感とシルエット、これに尽きます。ただし、ジャストサイズがいい、と言うのは昭和の話。意図的にオーバーサイズやボタンがとまらないくらいのサイズ感も時にはありなのです。
だから、シルエット重視、なのが今の気分でしょうか。僕のジャケットのサイズも、34から46まで、全部「あり」です。
サイズ表記に縛られた買い方はだめ、と言うこと。実際試着して、鏡の前でそのシルエットを吟味します。
今回は黒のジャケットなので、メンズを購入しました。
通常サイズ的にレディースが多い僕ですが、最近は意図的にメンズを買っています。
あまりタイトで着たくない、と言う気分からです。気分に合わせてサイズを変えることも今後は必要なことだと思います。スタイルがよく見えるだけのパツパツは昭和。
黒のジャケットは、一般的に定番にはなり得ず、意外に持っていないアイテムだと聞きました。男性は、ネイビーかグレー、だそうです。意外と黒は着ない。確かに、会社で黒のジャケットは少ないはず。また普段黒のジャケットは着づらいものでしょうか。せいぜい冠婚葬祭。
僕の場合は、黒のジャケットは僕の定番です。僕には黒のジャケットは仕事で大活躍するからです。もともと黒が好きなので。美しい黒のジャケットが一枚あれば、テレビでも撮影でも、とりあえす仕事はこなせてしまいます。
前の仕事用の黒いジャケットがなんと全てサイズアウトしたため、今回新たに購入したのがこれです。先日のTSVで、着用した衣装ですね。

ハンガーにつった状態で美しいシルエット。いいパターンナーを使っているため、と言いたいところですが、このパターンが曲者で、ぶっちゃけどんなブランドでもブッサイクなパターンは使ってません今時。そのパターンが自分に合うか、合わないか、の話だけ。だから自分の体にすっとフィットするブランドを心得ておくと、めちゃくちゃ楽です。そこに行けば自分の着れるものがある、と言う安心感。ちょうど自分の足型に合う靴のブランドを見つけることと同じ。
まず、色。濃染加工したような深い黒。黒は深い黒と浅い黒があって、浅いものは安っぽくなります。うん、これは深い黒。オッケー。
ボタンは、メンズのものはブランドロゴなどがないもの。レディースのツイードジャケットなどではロゴは仕方ありませんし、それがまた可愛かったりするのですが、メンズに可愛さはいりません。どこまでも端正に。
これもオッケー。
まずは肩。はい、合ってます。丈も短すぎず、長すぎず。袖は十分な長さ。これもオッケー。僕は通常のそで丈では絶対に着ません。あれだと僕には短い。手の甲にかかってくるくらいが僕の好みの袖感です。もしくはもう7部丈くらいわざとうんと短くして時計がはっきりでるもの。中途半端な昭和時代の袖の長さルールに従うともれなく手が短く見えます。
このジャケットは着た時のシルエットも、つきすぎず離れすぎず、で綺麗です。
はい、これに決めました。早速先日のTSVの衣装で大活躍。
そうだ、ボタン、ってすごく重要。僕たちが見るのはまずボタン。
ここが安物だと、あ、安いジャケットね、とバレバレです。このジャケットも、普通のプラスチックの黒いボタンだったら素敵ではない。
逆に言えば、安いジャケットでもいいボタンを付け替えてしまえばいいジャケットに見える場合すらありますが。そこまで面倒かける必要はないので、最初から安っぽいボタンを使っていないジャケットを買うことです。
いい洋服は、ボタンが違うんです。メーカーは安く作ろうとする際、真っ先にボタンなど安いものを使うものです。
衣装は通常、悲しいかな1度着たらもう着れない、が鉄則ですが、黒のジャケットは何度か着れるため終わったらスチーマーを丁寧にかけてシワを伸ばして保管されます。
これが例えば赤いジャケット、とかだったら「あ、あの赤いジャケットね」となってしまいますが、黒だと何度着てもさほど目立たない。コートもそうですよね。黒いコートなら毎日着られるけど赤いコートとか他の色だったらすぐ「あ、昨日と同じ」となる。
僕はこのジャケットを、ボトムスや靴、インナーを変えながら丁寧にメンテナンスをかけながら、今後もテレビで活用してゆきます。
ジャケットはシルエットとボタン。
サイズ表記はもう気にしない。1サイズ上でも、1サイズ下でもジャストサイズでも、自分が一番綺麗に見えるシルエット、を探してください。ボタンは必ずチェック
これが僕のジャケットの選び方です。
ジャケットは魔法の上着。どんなカジュアルでも、ジャケットだけさっと羽織ってしまえればとりあえず様になる。そんなアイテムは他にはありません。
もともときちんとしたアイテムだからです。
だから、シワや汚れには十分、ご注意を。値段に関わらず、自分が愛情を持ってメンテナンスする洋服だけ、買うようにしてください。メンテナンスが面倒になる程たくさんはいらないし、丁寧に扱おうという気にならない服もいらないということです。
こんな感じで、いいですかね。
次のオンエアは、ロイヤルショットのTPですね。時間は何時かよくわからないのですが。確か9日でした。
衣装はまだ決めてませんが、ロイヤルショットが破格で登場するので、ぜひお見逃しなく。ここぞという時のショットですが、この際、週一で飲んで見る、というのすごく今の時期おすすめです。
ではまたー