パリのカフェで仕事するときもあります。この日は日本から来たクライアントと一緒でした。
ルーブル美術館からすぐのこのカフェは、パリのカフェの中でもショコラショーがちゃんと美味しいカフェ。僕のJ’s ショコラショーのヒントにもなったお店です。
ここはチョコレートとミルクが別々にポットで出て来るので、自分の好みで濃さを調整できます。
ああ美味しい。
街歩きで程よく疲れた体にはこの甘さとミルク感がうれしい。
この秋は僕はプラハに戻ります。そして冬はパリに戻ります。
パリとプラハ、どちらも僕にとってはもう故郷。
それぞれの街に、待っていてくれる人たちがいて。僕の場所がそこにはあるのです。
世界中をみてる人間はたくさんいるけど、世界中で暮らす人は稀だと言われます。
自分の肌感覚に僕は全く疑いも迷いもありません。それはきっと今まで見て来たもの経験して来たものが違うからだとある方に言われました。
ショコラショーをいただきながら、ぼーっと街ゆく人を眺めている時、人生は本当に不思議だと感じます。
自分が散らしたものが、様々な縁が重なり合ってそれらが見事に一本に纏まってゆくのですから。
ただ僕はその1本にまとまる前に、必ずまた撒き散らすようにしています。
いつまでも挑戦していたいので。
美味しいカフェと、愛する人たちと、ワクワクすること。
この3つは、ずっとずっと手放さない。どんなに嫌なことや辛いことがあっても、そちらの方にピントを合わせてしまうと、挑戦する力が奪われます。ピントは常に、ポジティブな方に合わせて生きて来ました。どんなときも、です。なぜなら僕が一番得意とするのはその挑戦すること、だからです。それができなくなってはいけない。
僕のドキドキやワクワクを、これからもっと皆さんとシェアできればいいなと思っています。
どうか面白がって、一緒に楽しんでくださいね。