難航しております。日焼け止めの開発。
途中経過を報告させていただきますと、日本の工場で作ることにしました。
で、当初界面活性剤不使用、で作ろうとしたんです。15年くらい前に挑戦して、結局当時は不可能だったため、できなかったのですが、15年経つと、界面活性剤を使わないと言う(あくまで工場曰く、ですが)製法が生まれてるんですね。
それで、じゃあ、その新しい特許技術を採用して、とやり始め、さらに色々調べたのですが。
あれ、界面活性剤不使用って言いながら・・・・。
うーん、これってさー。ええええ???これ逆に問題じゃん信じられない。えええ?と言うことが多すぎたため、大きく方向転換し、あえての界面活性剤使いますけど何か?と言う方向に転換させました。
嫌いなんです、界面活性剤。なんで?理由はごまんとあれど、本当に嫌い。どうにかしてできる限り使いたくない僕。防腐剤もそう。
でも、陰イオン系の界面活性剤でなく非イオン系の一部の界面活性剤ならそんな問題ではないのですね。そもそも本当の意味で界面活性剤を使わないでできるわけもないので。また、通常、ノンケミカルですううお肌に優しいんですううう、と言うふりをしてる一般市場にある日焼け止めに使用する界面活性剤の量は6、5パーセントほど。これでは僕の肌にはまだ使えないのですね。で、じゃあ、僕の製品はこの界面活性剤を究極まで使用量を下げる、と言う暴挙に出ました。このややこしい僕の肌が使えるレベルまで下げてしまうんです。
こうすると、今度はパウダーの拡散がうまくいくのか?SPFやPAはすごい低いんじゃ?の問題が出てくるため、そこもベースの油剤を選ぶことでクリア。
などなど、少しづつ完成に近づいてるような、逆に完成から離れているような。だって、まだ全然僕の感動するレベルのできてこないよね?うーん、違う。
やー本当に難しいわー。そもそも日焼け止め自体が化学物質の集合体なため、紫外線の害をとるか、はたまた日焼け止め化学物質の害をとるか、どっちかになってるわー、と言う感じ。それを変えたいんですが。
化粧品って、面白いことに、メーカーがあたかも肌に浸透しますぅううみたいに仕掛けてる美容成分は実際は当たり前ですが浸透しないくせに、絶対浸透させたくなぃい、はずのパラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤は分子が小さいためスルスルと奥に・・・。つまりメーカーが浸透しますうう、って言ってる化粧品に含まれてる成分て、そうか防腐剤とかのことかー、と認識しててください。(で、また業界から怒られる僕)全く使わないと言う場合でなくとも、せめて量はそんなにいらないだろう、肌のこと考えようよ、と思うのですが、工場は万が一、の責任をとりたくないため、とにかく多め多めに使います。
もとい、明日深夜からいよいよtsvです。正確には日付は三十日ですが、僕は明日二十九日夜からすでにスタジオに入ります。ドキドキします。