僕の相棒

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このジャケット、実は2006年に買ったものです。この下のバッグは、その少し後ですが。この二つ、僕の相棒。ものすごい使ってる。2006年と言うことは、もう13年前!!!のジャケット。まだ現役。しかもものすごい回数を着てるのにまだ着てる僕。もうあんたとっくに元とっただろうー、と言う感じですが。まだ着る。

このジャケットの裏地、実は袖の部分がもうボロボロなんです。多分、時計があたり擦れたんだと思います。お直しに出すと直してはもらえますが、何だろう、もうこのままボロボロに全部裏地が擦り切れるまでいっそ着て、マイビンテージ、として置いておこうかくらい思ってます。

今日仕事の合間にカフェに飛び込んで、ロイヤルミルクティー飲みながらふと目に入った相棒たち。この13年、一緒に歩んで着たんだねぇ、と思うと、なんか涙出そうになりました。

ある有名なスタイリストさんが言ってたんです。服に一生ものなどない、って。5年前の服などもう誰も着れないと。

一生ものはないと思いますが、5年そこいらで着られなくなる洋服なんて最初から僕は買わない。だから、賛同はできないなー。

僕は5年どころか10年15年経ってもまだ着る。特にここの洋服は、フランス人の友達のお母さんが生産部門の責任者ということもあり、どうやって人が作ってるのかよく知ってるので、手作業の部分も多くて、チクチクと針を打って仕上げてくれたものに対して、粗末に着てはいけない、という気持ちが。どこでも汚れ気にせず着ますが、帰ってきたらスチーマーをかけてからクローゼットに戻したり、定期的にクリーニングに出したり。ものを丁寧に扱う、ということも学んだ気がします。

僕はそれほど洋服を持ってはいません。でも持っている洋服はものすごく手をかけ、心をかけて,手入れをしながら長く長く着ています。

それは人との付き合いも同じ。仕事も同じ。

数はいらないから、どこまで深く付き合えるのか。またどうせ付き合うなら、僕の中で一番いいものがいい。

このジャケット見ながら、そんなこと考えてました。

 

 

 

 

 

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