ヨーロッパで一息つくときもラテです。
ここはチェコ。首都プラハに向かう前で、ドキドキしながらもやっぱりラテかよ。
さて、今日は日焼け止めの話をしましょうか。今、全力で商品開発しています。先日オンエアで僕がさらに白くなったのではというお声をいただきましたが、それはもうすぐ発売となる僕の飲む日焼け止めと、開発中の塗る方の日焼け止めのせいかもしれません。ただ僕はもともと周りがびっくりするほど白いのであまり変わりはないと思いますが。
日焼け止めは、前にも話しましたが、化学成分の塊です。日焼け止めでかぶれる人が多いのも、当然です。また、日焼け止めで肌が痛む、のも事実。でもそうかと言ってほとんどの女性にはノーメークで紫外線の餌食になるわけもいかず。結果紫外線で肌が痛むのをとるか、日焼け止めで肌が痛むのをとるか、の選択になっているのはとても問題だと思います。
世の中には肌に優しい、とか、赤ちゃんでも使える、とか色々ありますね。全部嘘です。肌に優しいわけでもなく、赤ちゃんが使えて当然です。大人より肌の水分量も多く、バリアゾーンが痛んでいないため、大人の肌なんかよりよっぽど強いのですから。若者とおじさんの肌、どっちが強い?と考えればすぐわかりますでしょうか?それが一番若い赤ちゃんになると、勝手に大人より肌が弱い、とイメージされる方が多くて、赤ちゃんが使えるなら安心、と飛びつかれるのですが、実際そのようなアイテムほど避けたほうがいいのです。
また、紫外線吸収剤が悪のような言い方されますが、それは事実ですが、実際はそんなものよりよっぽど悪いものが日焼け止めにはたくさん含まれています。業界は、紫外線吸収剤不使用、と書きたいがために、それを悪者に仕立てただけ。紫外線吸収剤不使用だから安心、と消費者に思い込ませるためです。実際は、全然安心ではありません。
僕が一番かぶれるのは、実際日焼け止めです。そこで僕がかぶれない、また十分に紫外線防止効果のあるものが作りたい。バリアゾーンを壊したり、肌の負担になるようなものは絶対いや。また、肌に優しくても肌が綺麗に見えないといや。塗り心地や使用感が悪いのは嫌、落とすとき負担になるようなのはいや。すぐ崩れるようなもんはいや。いろんないや、をクリアしていかなければなりせん。肌が全然疲れませんけど、みたいなのが欲しい。
ナノ粒子化したものは絶対に使ってはいけません。白浮きしづらいためどこもこぞって使っていますが。その粒子自体が肌のバリアゾーンを壊しながら中へと進んでいく悪い成分となります。美容成分ですら、ナノ粒子かなどもってのほかなのです。バリアゾーンを壊して「美容成分」と言いながらもともと肌に存在すらしない成分を届けていいことなの「ない」のです。ましてや日焼け止め成分など、肌に乗っかるだけでも負担です。
界面活性剤も嫌。これがないと化粧品をはじめ日焼け止めは通常作れませんが。水も油も溶かしこんでしまうので、バリアゾーンが確実に溶かされ、破られます。乾燥や老化肌荒れを招いてる成分。これを使わずに、薬品ではなく技術的に乳化する方法を探っています。
問題は色々あるのですが、サンプルはすでに仕上がっているので、仕上げを急ぎます。
それだけ塗ればもうファンデはいらない。お粉くらいで仕上げてください、のようなのが理想ですね。僕の場合は、お粉もなしで、それだけ塗ってより綺麗に見えたらいいなと思います。
それから、市販の日焼け止めを塗って安心してる方。お気をつけを。化粧品のSPFだのPAだのは、試験の際、一定のルールに従い算出されますが、実際、顔に塗ってその防止力を発揮させるには、顔が完璧なおてもやん!!!みたいになる程がっつり厚塗りして、やっとそのその効果が現れるだけです。つまり、全く不可能。一週間など全然もたないでで一本顔だけで使い切るのかよ、という量ですから。通常は1ヶ月ほどかけて1本顔で消費されていることでしょうに。
かといって、おてもやんにはできないので、自分なりに使って、あとは長時間の直射日光だけは避けて、その際は日傘などで十分です。散乱した紫外線だの、日陰でも紫外線があるだのあるのですが、塗っていればもうそれでよしとしないと、生活ができません。たまに忍者みたいなのを被り、サングラスもかけ腕の日焼け止めカバーもして日傘して真っ黒で歩いてくる方がいますが、紫外線アレルギーでないなら、あれは完全にやりすぎです。普通の生活を楽しむために、紫外線にも気をつけましょう、くらいで構えたいですね。
この際から、日焼け止めを塗ったから、炎天下でもそのまま安心ではない、ということは覚えておいてくださいね。日傘や、飲む日焼け止めなど組み合わせて紫外線対策がおすすめです!
世界中どこでもラテ飲みながら、次の商品のこと、いそいそやってる僕でした。