ミザエルの冒険

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アルパカとセルフィーかよ。

僕の旦那さんはですね、ペルーを抜けて今ボリビアにいます。ボリビアがどんな国かさっぱり検討もつかないのですが、ペルーの写真を見る限り、超楽しんでいるようで。痩せて、日焼けして、髪がボサボサにのびたミザエルを見てると、あんなに筋肉命で1gも痩せたくないようなタイプだったのが嘘見たい。髪の毛もちょっと伸びたら気になって切りに行っていたのに、やはり冒険の旅は人を変えるようで。彼の表情はすごく穏やかです。

彼は自然が好きなんですね。そこを冒険するのが好き。僕はそのワイルドな冒険には全く興味がなく、普通に旅して回りたいタイプです。写真を見る限り、うわぁ綺麗!と思うけど、ああ、僕には絶対無理だ、と思います。

こんな真逆な二人が結婚して、うまく行ってるからこの世の不思議なんですね。

共通点を探せど探せど、あったっけ?という感じで。

ただ、彼は僕がホームレスの人たちに何かしようとした時に「ホームレスにお金をあげても、どうせ酒かドラッグに消えるだけ」なんて言わなかった人です。通常はどの友達もそうやって僕に忠告してやめとけば?というスタンスなんですが。彼は僕がホームレスの人に何かしようとした際、せっせと手伝ってくれます。

それは大きな共通点です。

そういえば随分前に、男を見極める時どこを見るかという質問がありました。時々、似たようなご質問はいただくのですが。当時は、男を見極めたことないからなぁ、と返事ができなかったのですが。あ、もしかしたらしたかも。したな、結婚を迷ってた方からの質問で。随分前だけれど。

その時は男は裸になった時が勝負みたいなことを書いたかも。収入とか、着てるものとか社会的地位とか関係なくて、裸になった時が男の価値のわかる時みたいな。

裸になった時、この人には何が残るんだろう、と思ったら。お金とか地位とか残ってなくても、優しさが残ってればいいと僕は今も思います。

僕たちが結婚したのも彼が19歳の時でした。社会的地位もお金も全然なかったというよりむしろほぼマイナスかよ、という彼でした。でも彼には僕を本気で笑わせる才能と、また本気で怒らせる才能と、優しさがありました。何年かたった今もそれは全く変わりません。

昨日のブログで「夜道歩けなくなりますよ」と脅された話を知って驚いた方々から何通かメッセージをいただきました。僕に何かあったら本当に困るという、ありがたすぎるメッセージをいただいた僕は超恐縮しながら、超嬉しく感じました。

大丈夫ですよ。ミザエルのためにも何かあっては困ります。僕のクライアントも困るからとよくそれは言われます。僕が免許書(一応持っていたけれど、世界一運転の下手くそな男自ら絶賛認定中でしたが)の切り替えを忘れて失脚してしまった時もクライアントはみんな大喜びしてました。これで車の事故の心配は減ったわ、と。もう、ひどいなあ。その通りだけど。

仕事はもちろんですが、ミザエルの人生にとって、まだまだしてあげたいことがたくさんあるのです。どう考えても、僕が先にいくわけですから。彼に何かしっかりした生き様を残してあげたい僕なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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