随分前にも書いたけど、僕の人生で何が大切かというとまずはもちろん仕事です。自分が生きてくに絶対必要なもの。
でも同じようにというよりも、もはや別次元で大事なのは、友達です。
僕は友達にとても恵まれています。
僕は友達が大好きです。いつも誰かと一緒にいます。彼らは、彼女がいても、僕にキスしたり、いつも僕を優先してくれるので、同じように僕も彼女や旦那より優先します。もうそのことは僕のパートナーはよくわかってるので、特に文句も言いません。軽く嫉妬するけど。そして、友達の彼女たちには、僕はもれなく嫌われます。ものすごい警戒されるので。自分の彼氏を僕が奪うのではないか、と。昔は一応一生懸命友達と説明しようとしましたが、無駄とわかってから、もう面倒なので、僕は「奪わないよ、だって最初から僕のだから」と直球で言ってしまうので、火に油を注いでるのですが。へへ。なぜかって?僕を信用しない相手に、無用な嫉妬に時間を奪われたくないので。そこで相手を切り捨てるためです。僕は別にみんなに好かれることはできないし、ましてや僕を信用してくれない相手にその必要もないと思うので。僕はそのあたりの線引きは、とてもはっきりしています。それは相手の貴重な時間を奪わないため、でもあります。
で、僕はヨーロッパに戻ると、誰かといつも一緒にいますし、日本に来てくれた時は仕事をセーブしてでも色々と案内したり、一緒に過ごすようにしています。離れていても、連絡は時々取り合うことも忘れずに。僕の旦那も22歳ですし、友達も皆10代20代ですが、それはなぜかというと、同世代だと、相手は僕のポジションや生活レベル何やらを気にして、なかなか友達にはなれないという現実があります。僕の仕事が何かわかると「自分が付き合える相手じゃない」とばかりに途端に態度も変わります。いきなり敬語になったり。でも、若いとこれが全然なくて、ふーん、で終わり。僕を全く怖がりません。あと大抵友達が友達を紹介したり、自分の弟を紹介したりするので、自然とその年代です。僕自身相手の年齢を気にしないので、別にいいんです。
限られた人生、愛する人たちと、できるだけ一緒に過ごしたいので。ごめん忙しいんだとか、何かを言い訳にすることはもうありません。
忙しければ、一緒に連れて行くだけ。それをダメという仕事なら、その仕事を断ります。
僕はもうこの生き方を変えないのです。大切なものは、優先順位を間違えず、きちんと大切にしないと、いつかは無くします。当たり前に思っていけはいけません。だからこそ、どうでもいいものはどんどん容赦無く切り捨てます。ものも、人も。僕の人生の全て、自分できちんとコントロールできるよう、数はいらないのです。それより、質。自分がケアできないほどの物はいらないし、自分がケアできない数の友達もいらないのです。仕事関係の人も、多ければいいってものじゃなく、少なくていいので、質のいい仕事仲間と深く付き合う方がいい。
パベルを亡くすまでは、当たり前にずっと続くと、どこかで思っていた気がします。それは違う。
人生に置いて、物も人も、少なければ少ないほと、深く丁寧に手をかけられます。これからは少しづつ、仕事を減らしていきます。もっとさらに深く、手をかけられるように。一つ一つのクオリティをさらに上げるためです。もっともっと前に行くために。
いるもの要らないものを見極めるのは大得意です。引き続ききちんと見極め、さらにもっと丁寧に生きてゆきたいと思います。丁寧に生きるとは、自分だけじゃなく、自分に関わってくれる相手を同じように大切にすることだと思います。
「彼女とは別れられるけど、ジェイとは絶対別れられないからね」
そう言って自分を慕ってくれる彼らのためにも、恥じない人間でいようと常に努力の僕です。本当の男の強さって見た目じゃないことを、見せてあげたいから。みんなさらにいい男に、育ちますように。