パリから日本へ

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三月にデビューを控えているのが、J’s ショコラショー です。

これには、僕のパリでの暮らした8年間がギュギュッと詰まっています。

単なるショコラショーではなく、まさかのあれとあれが入ったショコラショー(まだ三月号のガイドブックが出るまで秘密)なのですが、価格はqvc的にはおそらく高額ラインになります。ただ原価(語るも恐ろしい原価)を考えるとJ’Sですから、これまたいつもの破格ですでにお買い得設定なので、この商品でさらに値下げしたTSVやれとかは絶対QVCから要求されたくない商品です。

パリでは、日本と違い、ココア、と呼ばれることはまずありません。パウダーを使っても「ショコラショー」チョコレートをちゃんと使ったら「ショコラショー アラメゾン」と認識してます。

僕のショコラショーは、パウダー状なので厳密にはココア、という名前なのですが、僕が勝手に、商品の名前はショコラショーで、と指定しました。名前はデザインの一つですし、厳密にはココアでも、パリで暮らす僕にはこれ、ショコラショーなんです。

メーカー側は、発売後お客様からかかって来るであろう電話のために、名前を変えたほうがいいんじゃないか、と言いましたが、僕は「変更なし。僕はパリに暮らすから勝手にいつものようにココアはショコラショーと呼ぶだけ。名前はデザインの一部だし、法に触れるわけではないので、全く問題なし」と。

お客様からかかって来る電話、というのは、厳密にはお客様ではないというか。ちょっと知識をかじった感じの、失礼ながらネットをみて情報を仕入れたレベルだと存じますが、専門家を気取って、ネット情報の受け売りでかけてこられる方々がいるのです。今回の場合は、ココアとショコラショーの違い、みたいなのを検索して。そんな記事誰が書いたのかもわからないのに。その受け売りで、おそらくかけてこられます。普通はそんなの考えられないと思うのですが、それがどっこい、実際どんな商品であれ、その手の電話はあるんです。

あくまでおそらくですが、想定されるかかって来る電話の内容というのは「ココアはココアパウダーが主原料。ショコラショーはカカオバターの多いチョコレートが主原料で、粉末ではなく、固形物か液体がショコラショーではないのですか?だからJ’s ショコラショーはパウダーなのに、ショコラショーというのはおかしい。ジェイさんそんなことも知らないの?」みたいな質問がおそらく増えることが想定される、ということで、メーカーはその手の対応が面倒なので、ジェイさん名前ココアにしてしまえば?と。

「法に触れるわけではないから、ショコラショーで大丈夫。電話かかってきたら「ジェイさんパリにお住まいなんで、向こうではココアがそう呼ばれているのと、名前はデザイン上自由なので、彼が決めたことですよ。厳密にはココアですけどね、だから裏の表記はきちんと調整ココアでしょ?」の答えでいいんじゃない?」と伝えました。ぶっちゃけ、メーカーさん面倒であれば「ねー、ジェイさん何も知らないみたいですねー、ジェイさんに言っておきますねー、ココアという名前が正しいって」くらい答えてくれても僕は全然問題ないのですが。

僕はJ’sの商品名も自分で決めています。当たり前ですが。

また商品を一つ世に出すのって、本当に予想もしないようないろんなことを乗り越えなければいけません。また出した後もそのフォローはずっとしないといけません。売り逃げすることはできないのです。

年々、ネット上で「自称専門家」が増えるとその人たちの書いたものがまるで「真実」かのように一人歩きを始めます。その記事を読んだ人が、また書いて、他の人がそれを読んで自分の知識として書いて、書かれて、最後にはまるでそれが真実みたいになります。

僕がヨーロッパに暮らし始めたのは、やはり実際そこで住んでみないとわからないことが多かったから。ハーブやオーガニックの基準も、知識も、アジアに比べてはるかに厳しく、また進んでいます。歴史が違うのです。ネットで調べてる場合じゃなのです。

そこで実際色々学びたかったので、アトリエを向こうに開いたのです。その約8年間がギュギュッと詰まった新商品には、アジアの良さをヨーロッパで学んだことに融合させました。

その融合は、極めて僕らしい形で仕上がったと自負してます。

だから名前も、無難な誰も突っ込まないようなものにしないで、あえての名前に。

あくまで僕の好きにやるのです。僕はそう決めています。

商品の配合も内容も見た目も、強気で攻めた新商品、三月発売の僕のオリジナルのショコラショー、パッケージ含めぜひ楽しみにしててくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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