すいませんでした

昨日は、夜7時からのオンエアを見てくれたお客様から僕の元気がなかった、疲れてるのかと言うメッセージをいくつかいただきました。

オンエア自体は、1時間のショーの予定が30分で売り切れとなり、終了してしまいましたが、今日はありがとうございます、ではなくすいませんでした、と言う感じ。

実は昨日のショーで僕は心苦しかったのです。だからきっと、3人ものお客様から今日の僕は少し様子が違う、と言うご心配を受けたのだと思います。鋭いなあ、とびっくりしながら温かいメッセージ、読ませていただきました。

ショーをしながら、すごく申し訳ないなぁと思って、心苦しかったのです。

全貌はこうです。

昨日ショーが始まる前に、なんとまさかのネットですでに商品が激売れしていたため、オンエア用の在庫がかなり減っている、と言う連絡を受けたのです。急遽追加して足すにしてもHSなどは熟成発酵の手作りの商品で数に当然限りがあったと、マスクもすでに相当数が売れていて追加してもその流れが止まらないような感じでした。ですので、qvc側からはこれ、1時間ショーは持たないかも、とあらかじめ言われました。

で、僕がその時言ったのは、せっかくだから、いい機会だし、色々話させてください。余分なこと言っちゃうかもしれないけれど、いつもよりさらに丁寧な説明や紹介、雑談を入れて短くなるショーでも必要な情報は全部お伝えして、少しでも長く楽しんでもらおうと思ったので。

でも、蓋を開けて見たら、真逆。必要な情報も説明もほとんど言えないまま、ソールドアウト。

打ち合わせでは、まず、僕がなぜ化粧品なのか?フリップを使っての、ブランドコンセプトは何か、から丁寧に紹介すると言う打ち合わせだったのですが、もういきなりすっ飛ばされて石鹸から話が始まりました。コールがすぐに上がってたことがわかったため、わかるのですが、それだと本当に何も言わないまま売り切れます。僕は打ち合わせ通りの進行に戻してもらうため、フリップの方を触るふりをしたりして、ナビさんにフリップを出してもらおうとしたりしてました。で、フリップが出てきて、ジェイトワの説明から始めたけど、話がことごとく折られたのです。ナビさんが数情報だの、注文集中してます、だのを言うために僕の話を切る、切る、切る。そうすると話が続かないし、伝わらない。

もう注文は集中しまくっていたので、なんで「お電話集中。ご注文がすごいことになってます。ネットをご利用ください」的な情報を今僕の話をここで切ってまで言うことかな?あと10秒話を切らないで待ってくれないのかな、「前回ほど準備数がありません」とか今言わなきゃいけないこと?それより商品説明が先やんとか、そんなことばかり考えながらのショーでした。今お客様を数情報で焦らせる必要ないんじゃない?まだ商品の説明もろくにしてないのにさっきから数情報ばかりで話を切ってくると感じやし、と僕はお客様に申し訳ない気持ちでいっぱいになっていました。

普段オンエアを見返すことはないのですが、昨日はアトリエに戻り、放送を確認。やはりろくに説明すらできてない。HSのPHが中性で頭皮や肌に優しいことも話してないし、使用感のことや、きしむのが嫌な人は、そのあとリンスやトリートメントは使ってね、とか、一言も言ってないし、界面活性剤の説明もろくにしてない。目に見えたのは、こうじゃないだろう、と思ってる僕の姿。僕の動揺がお客様に画面から伝わらないように最大限の努力はしましたが、いつもと様子が違うと気づかれてメッセージを出してくださった方々がいらっしゃるので、バレてましたね。疲れてたわけじゃ全然ないんです。困惑してただけ。

ナビさんからは数情報しか聞こえず、これじゃ、マスクも石鹸も、リピーターの人にしか「よくわからない」ショー。すでに知ってる人、ほら急いでもう売り切れるよー、みたいなショーを僕は望んでなんかいない。商品を開発した当の本人としてちゃんと商品を説明させてもらうために来てるのに。説明もろくにできてない自分。

プロとしてこれはないだろう、と言う恥ずかしさ。そして見てくれてたお客様に対する申し訳ない気持ち。アレヨアレヨ、と言うまに完売で30分でショーが終わってしまった。こんな流れになるのなら、僕はさっさと頭切り替えてブランド説明や開発の話を捨て、単純に商品説明のみに徹すればよかった。

放送を見返して、僕はため息が出ました。

最後のコメントで、僕が基礎化粧品ラインが今年きっと出てきます、みたいなことを告知したのは、「確定でないことはオンエアで言ってはいけない」のですが、僕は気にせず発言してしまいました。よく説明できないまま売り切れを出してしまい、あまりに申し訳なかったのと、そんな説明でもお買い上げいただいていたお客様に感謝と、ちゃんとした使い方をしていただけるのかなぁと言う不安もありました。

「今年出て来ますよ」の僕の言葉の裏は、「なにがあろうと、もう絶対出しますから」と言う僕の感謝と決意でした。オンエアで言ってしまったら、もう出すしかないのです。他にも商品があれば、30分で全部売り切れてショーが中断、なんて失礼なこともなくなるでしょう。

おそらく皆様の想像通り、もしくは想像以上の新商品に全力で取り組んでます。さらにスピードをあげてます。驚きの「新商品」が、皆様にとって「嬉しい」タイミングと「価格」でデビューさせられるよう、力を尽くします。

昨日はどうもすいませんでした。また、ありがとうございました。

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