クリスマスにはヨーロッパでは本がとても売れます。子供への絵本はもちろん、大人も本を贈るのはとてもポピュラー。
僕は紙の匂いがすごく好き。本屋さんの匂いですね。子供の頃、父がよく本を買ってくれました。本だけは惜しまず買ってあげると言ってました。父の友達が本屋さんだったので、時々兄弟みんなでその本屋さんに行って、好きな本を一冊づつ買ってもらっていたのです。
僕は、宮沢賢治とか好きでした。それが中学になると、アガサクリスティとか好きでした。
物語の内容、何も、覚えてないけれど。ちゃんちゃん。
僕は息子に何かをプレゼントしたことがありません。スウェーデンにいるので、もし何か欲しければいつでも言ってね、とは言ってますが、言われた試しがない。会いに来てね、というのは時々言われる感じですが。
もう確か17歳とかになるはずなので、20歳になったら日本製の時計でも贈ろうかなと思ってます。
僕ね、ロレックスとか、あの手の時計をつけてる男性は苦手なんです。なんか最近の芸人さんに見えるし。とても嫌。男は黙ってセイコーとかシチズンつけろって勝手に思ってるので(僕は男ですが、全然似合わないため、自分自身はジュエリーウォッチしかつけませんが、えへ)ミザエルにも誕生日には日本製の腕時計をプレゼントしました。
クリスマスの贈り物、皆さんは何を贈り、何をもらったのでしょう。
ヨーロッパでは家族の一大事ですが、日本だと、恋人同士の一大事。だから別に何もなかったけど、というのも多いかもしれませんね。
贈り物は、物そのものより、贈るその気持ちを贈られるのが一番嬉しい。歳を重ねるほど、丁寧に選ぶことが大事だと最近、特に思うんです。
もうすぐ僕も、息子のために時計を選ぶようになるんですよねー。なんか、大人になるんねー。僕ももう、ほんと歳重ねてるわけだねー。
一日一日、丁寧に暮らそうと思います。