パリのデザート

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フランスのデザートといえば、クレームブリュレ。アラメゾン、と言われる自家製、のものなら頼みます。

これ、甘すぎて僕にはいつも半分くらいしか食べられないのですが残りは一緒にいる誰かが食べてくれるので、頼みます。

パリでは皆時間をかけて食事を楽しみます。アンケート調査でいつも人々のレジャー、といえば上位に外食、と言われるくらい、外食は楽しいもののようで。日本だと2時間たったら出てください、とお店の方がくることもありません。またデザート必ず、はフランスの文化です。外食の際は特に。

そういえば、現在日本で「お通し」が問題になっているとか。僕はいつも思うのですが「お通し」の制度が問題なのでは全然なくて、店側のモラルの問題と。ズバリ出してくる「お通し」があまりにしょぼいと、それは腹がたつと思います。

僕も経験あるのですが、キャベツが安い時期に、なまキャベツをちぎったものと塩が出てきて、一人それぞれ四百五十円とか取られてあの小さなキャベツのちぎったものが乗っかった小皿で人数分全部で三千円近く払うのか、と思うと、そりゃないだろう、と思いました。

きちんとしたお通しを出していただく分には、全く問題には思いません。それが文化ですし、商売としてのお店側の都合もあるでしょうから、全然ありだと思うのです。ただそれがあまりにしょぼい、なんだこれ???と言うようなものだと当然、拒否したくなりますよね。誰もそんなものに強制的に支払わされたくないのですから。

だからお通しの制度云々よりも、店側がきちんとお通し、の内容を考えて、提供することが一番のキモだと思います。

文化って、押し付けるものじゃなく、楽しむものだと思う僕です。

また文化って、ちゃんと心をかけてこそ、残っていくものだと思います。今の時代、当たり前だから、こうゆうものだから、こうゆう習慣なのここは、でいつまでも残っていけるものでもないと思います。

お通しはヨーロッパにはない、日本独特の文化です。だからこそ、独自のユニークな文化、は、いい文化として残って行くのが素敵ですね。

そのためにも、提供されるお客さん側が考えるより、まずは提供する側のお店の方がよーく考えるべきことだと思います。

 

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