先日、J.avec toiに関するご質問をいただいていたのに、十分に説明仕切ってなかったので、補足します。
保湿と日焼け止め、のお問い合わせでしたが、
はい、保湿がすごく大事です。ここに始まり、そこに終わるのです。その通り。で、ここがポイントなんですが、通常の化粧品は、クレンジングで思い切り保湿成分を溶かし流してしまいます。カラカラになったそこに擬似的に化粧水などで化学成分入りの水を入れ、クリームで「ふた」をする、という美容理論に基づいて作られます。だからおかしなことになっているのですが。
保湿、というのは本来肌本来が保湿する力を奪わないこと、また年齢に合わせてその力を助けるために化粧品を使うことです。保湿成分は当然ですが、食べたもので、体の中で作られていて、外から化粧品で与えたものが細胞となってることは絶対にないです。単純に異物です。一般の化粧品は、助けるというより僕には化粧品に依存させるために思えてしまいます。あれほど強いクレンジングで保湿成分を溶かさなければ、あれこれアイテムが必要な肌には絶対になり得ません。しかもそのアイテムは肌の細胞にとっては全て「異物」です。
保湿をしっかりして、日焼け止め塗って、僕のスキンケアラインをお待ちくださる、という内容の温かいメッセージをいただいていたので、少しそこを詳しくと思って、再度書いてます。
本来の保湿は、化粧水、クリームを塗ることではなく、保湿を担っている肌のバリアゾーンを壊さないこと、なんです。壊さないで、お好きな化粧品を使うことに問題はないのです。合成の界面活性剤で壊して、使ってるのが問題なので、僕のブランドは立ち上がりました。
保湿のために、まずはクレンジングに気をつけてくださいね。石鹸で落ちるメイクや日焼け止めであれば、迷わず石鹸で洗顔のみにされてください。アルカリ性の石鹸がきついという人は、僕の頭皮クレンジングバーHSをそのまま顔に使っていただくのが一番です。中性に設定させてある上、合成の界面活性剤はもちろん一切含みません。僕は自分の石鹸で日々、顔洗ってます。メークがクレンジングじゃないと落ちない、というお客様、僕のクレンジングが仕上がるまで、今お使いのもので構いませんが、よくよくすすぐ、自分が思うところの「ぬるま湯」で洗わない(実際には高い温度がほとんどです。水そのもの、またはちょっと冷たいかなぁくらいがいいです)クレンジングに時間をかけず、できるだけ短時間で洗い流す、とかは気をつけていただければと思います。
日焼け止めですが、はい、冬でも必要ですね。いくらケミカルといえど、じゃあ、紫外線の害と日焼け止めの害どっち取るか、と言われたら微妙です。ただし、日焼け止めを過信はしないことです。表示の紫外線ブロックの半分も期待できないはずですから。延々太陽の下を歩くとかいう場合は冬でも日傘と併用されてくださいレベルです。自分にあってるな、という日焼け止めをどうぞ、必要な時お使いください。僕の日焼け止めが出てくるのは相当先になってしまいそうです。ここはごめんなさい。
1 保湿は保湿ケアのアイテムではなく、実はクレンジング段階から気をつけてくださいね。クレンジングはお使いのもので構いませんが、できれば面倒でも石鹸でのダブル洗顔が必要です、というタイプの方が実はいいのですが。拭き取るタイプのクレンジングはよほどのことでない限り、避けてください。どんな「素晴らしいブランド」のものでも、絶対ダメです。またダブル洗顔不要で一発で流れてしまうものは相当強い界面活性剤を用いてないと不可能です。
2 日焼け止めはご自身の肌に負担にならないものを過信せず夏場は日傘などと併用されて使用してくださいね。
3バランスの良い食事は絶対に必要不可欠です。完璧を目指す必要はないので、でも体に良いものを積極的に取り入れてくださいね。
こんな感じで補足させていただきます。スキンケアは、女性にとってとても大切なこと。もちろん男性にとっても。
ご自身の史上最高の肌を目指して、やれることは実は色々あるんです。僕も楽しみながら、頑張ります。どうぞご一緒に!