東京の夜

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銀座シックスの屋上は夜時々行きます。この日は雨が降って来ましたが、セブと行きました。

セブはスイスから来て、4年ほど僕と一緒に暮らしていました。今は別々に住んでいますが、彼はまだ東京にいます。僕のJ.avec toiのロゴやパッケージをデザインしてくれたのが彼です。

銀座のデザイン事務所に勤め、AGFのパッケージや無印のポスターなどをデザインしていましが今年独立して会社を立ち上げました。僕のコスメが立ち上がる際、到底パッケージやデザインに予算など全然かけられるはずもなかったのですが、彼は快くやってあげると引き受けてくれました。さすが我がセブです。ありがとありがとー。先日のデビューショーのオンエアにも来てくれました。ありがとありがとー。

僕らのふるさとはチューリッヒです。ほとんど帰ることはありませんが。スイスは、歳をとって引退してお金があったら?僕たちは戻ると思います。まだ若いうちは、うーん、田舎!なので正直退屈です。

東京の夜景を見てると、ほんとドキドキします。たくさんの色があって、眩しい光があって。人の気配がたえなくて。2011年の震災後は、本当にこの光が消えてしまっていましたね。

こうゆう平和が、ずっと続きますように。この美しい国日本が、ずっと続きますように。

でもまだ、前の震災の傷跡は残っているままです。もうあまりニュースにはされていませんが。僕なりに、少しですが支援はずっとさせていただいていますが、本来は僕も現地に行くべきだったのかもしれません。実際目で見るともっと違う話になるはずですから。でもその時僕は力の強い友達たちを送り込んだのと、お金の支援に留まりました。言い訳がましいけれど、できることをできる人がそれぞれやりましょうという気持ちです。

日本には、助け合い、という言葉があります。助ける、ではなく助け合い。

この微妙な違いに、僕はちょっと感動を覚えます。助け合いながら生きてゆく日本って、すごくいいと思います。

 

 

 

 

 

 

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