はい、いよいよ20日午後12時、お昼ですね、QVCにて僕のオリジナルコスメブランドがデビューします。J.avec toi.
ヨーロッパで磨かれた僕の成果を、あなた様の肌に役立てていただければ幸いです。
ヨーロッパでは歴史的に合成の界面活性剤の恐ろしさは知ってるのです。皆。だからヨーロッパでは髪の毛を毎日シャンプーで洗うなんて言語道断、と言われます。誰も洗いません。いわゆる湯シャン、です。人によって、三日に一回、または五日に一回とか、または一週間に一回シャンプー剤を使う程度。日本は当たり前に毎日洗う、と化粧品会社に刷り込まれたため、皆さん毎日疑いもなく、洗ってらっしゃると思います。だけれど、シャンプーが普及したのと同時に、頭皮のトラブルで悩む人の数も同化して増加してることは、誰も否定はできません。また、顔も洗えないようなシャンプーで、毎日頭皮を洗ってる、ということの恐ろしさに、一人でも多くの方が気がついてもらえたらいいなと思います。オンエアでは到底、発言は制限され、言えないのですが。
抜け毛や、頭皮湿疹や頭皮のベタつきは、僕はシャンプー剤、界面活性剤の影響が大いに、大いにあると思っています。
頭皮が界面活性剤で必要な脂まで全部流され、バリアゾーンを破ってしまうと、非常に乾燥し、ダメージは大きいのです。ものすごく乾燥してるのに、皆さんはそれに気がつかない。顔はクレンジングしたら、化粧水やら、クリームやら塗るけど、頭は同じように界面活性剤でひっぺがすように根こそぎ洗ってるのに、通常、何もしませんよね。すると頭皮は、一生懸命脂を分泌するのです。シャンプー剤の防腐剤で必要な常在菌が殺され、肌は無防備で、ダブルパンチ。トラブルの原因に大いに関係あると思います。
アミノ酸系の界面活性剤だろうが、石油系界面活性剤であろうが、商品開発してる人間から言わせてもらえれば、同じです。どちらも合成の界面活性剤で、どちらも肌のバリアゾーンを壊すことは同じです。アミノ酸系洗浄成分だから安心とか、天然由来だから肌に優しいとか、嘘です。メーカーからの情報やネット情報は、信用しないこと。メーカーは売り上げを取ることしか基本考えてません。それは30代の頃化粧品開発に関わり始めたその当時から、身に染みたことです。僕が必死でどうすれば肌乾燥しないんだろう、と考えてたら、化粧品開発者たちに「本当に肌が潤ってしまっては困る」と言われました。なぜなら、乾いてるくらいじゃないとフルラインで化粧水、美容液、乳液、クリームやら色々買ってもらえなくなるからだと。女性の肌のトラブルがあればあるほど、化粧品は売れるんです、と。我々の仕事は女性の肌をきれいにすることじゃない、とまで言われたこともありましたね。化粧品の開発者に、です。それぞれ違うメーカーでしたが。
だから、どのメーカーもあんなにきつい界面活性剤を使ってクレンジング、洗顔をさせて、肌のバリアゾーンも潤いも壊して、フルラインを準備して買わせるのですね。潤うクレンジング、なんて100パーありえませんから。ポリマーを肌に残して、そのポリマーが指に触れて潤ってる!!ツルツル!と勘違いさせてるだけです。実際は台所洗剤で顔を洗わせてるのとどう違う?あ、そうか、メイク汚れは皿の油汚れの比ではないほど落ちにくいから、クレンジングの方がはるかに強烈な界面活性剤ですか。水で洗い流してウォータープルーフのメークが一発で、するっと落ちるんですもんね。それから、日用品の表示と、化粧品の表示だと、同じ合成界面活性剤でも違う名前になるんですって?へー、じゃ、消費者の方は同じそれとはわからないのですか?へー。都合よくできてるもんですね。
ヨーロッパで歴史的に界面活性剤の怖さを知ってると言ったのは、もともと石鹸が水が硬水なためよく泡立たなかったヨーロッパから、合成の界面活性剤が広がったからです。そして発売と同時にものすごい数の深刻なトラブルが発生しました。毒性が強かったのです。すぐにラウリルがラウレス、に変更されたものの、毒性は同じです。目に見えてトラブルが見えなくなっただけ、で実際の毒性にはなんの変わりもないのですが、ラウレスは安価なので、日本でも幅広く使われます。ただ、ラウレス以外の界面活性剤も、ほんとはすごく怖いのですが。ラウレスだけが悪いわけじゃない。
化粧品会社が、ジェイさんそれは言わないでくれ、ということばかり本来は言いたいところですが、残念ながらオンエアでは発言が制限され、本当のところは伝えきれません。話したら、僕が退場になるためです。ただ精一杯、言葉を選んで、できるだけの情報はお伝えしようと思ってるので、ぜひ注意深く聞いてもらえたら幸いです。またこのショーの後、化粧品会社からアタックを受けること、僕は平気。消費者には、知る権利があるのですから、何か問題でも?くらいです。
化粧品業界が頑なに隠してきたこと。パンドラの箱、いよいよ開けます。
よろしくお願いいたします!