この日は、パリ郊外での展示会を終えてから、タクシーを手配してパリにご飯を食べに来ました。パリ郊外の会場はとてもへんぴなところにあり、何もないため、食事にすらとても苦労します。そこですごす5日間。食事は、会場ではここぞとばかりにぼったくられるため、コンビニエンスストア以下の食事がまさかの一人三千円以上とられます。本当に小さなコンビニでおそらく売ってるようなカチカチのピザ一切れと水一本でその値段なんです。パリ郊外のホテルも軒並み通常の4倍から5倍に跳ね上がり、ぼったくりもいいところ。だって会場の売店でペットボトル小さいお水1本が5ユーロ、つまり650円するんです。いい加減頭にくるので、タクシーで1時間半飛ばしてもパリに戻りました。
食事の後、僕とクライアントさんのうちの一人と夜のルーブルへ散歩に行き、その後他のクライアントさんたちとワインバーで合流することに。ケルケルがこちらのグループと一緒にいてくれたので、僕たちはしばし夜のルーブルへと別行動ができました。
やはりルーブルは夜も美しい。クライアントの女性もすごーく喜んでくれて、いいひと時を過ごせました。
パリの夜は、本当にいいです。長い歴史の重さを感じながら、その美意識を全て吸収するかのように自分が存在できる街。
人生という、自分史上最高のアートを完成させるために、僕も明日からもさらに頑張ろう。