今たくさんのプロジェクトが一斉に進んでいて、ものすごく忙しいです。充実していますが、時差もあり、体と肌が悲鳴をあげている時も多いです。
20代の頃のように僕には瞬発力はありません。
30代の頃のような体力もないと思います。あの頃のようにはもう踊れないダンサー、と言う感じ。
どんどん若い世代の人が出てきて、どんどん次へと繋がってゆくのでしょうか。
僕はエージェントをつけないタイプの料理研究家なので、つまり基本一人で考えます。決めるのもいつも自分。それは時に大きな決断と責任を伴うことでもあります。
あの頃のように踊れない僕が、じゃあ次どうするか、ってことを考えた時に、答えは一つなんです。いいんじゃない?何もしなくて。です。
あれれ、と言う表現ですが、要は、好きなことだけやってればいい、と言うこと。なぜなら、僕の好きなこと、と言うのはいつも大抵、もっとも困難なこと、だったりするのですから。簡単なこと、楽なこと、は僕を考えさせたりしないのです。僕に何かを感じさせたりしない。でも僕は、いつも何かを考えていたいし、感じていたい。だから、簡単なことはやらないのです。昔も今も、同じですね。困難なことをやらなきゃいけない僕だから、他のことなんか考えなくていい、と言うこと。
だから次どうするか、よりも今僕は何がしたい?と言うことが大事です。
そう、僕には長期的なプランはないんですね。仕事も人生も。柔軟にその時に応じて自分のしたいを優先することだけしか、考えてません。とても自由ですね。でもその裏には、覚悟と責任、努力なしでは自由を謳歌することなどできません。
僕は携帯にスケジュールとか、パソコンやタブレットにメモ、とかは無理です。アナログ。ノートに書きなぐるのです。自分の筆圧で、どれを最優先したいのかもわかります。
そして時々、自分に問いかけます。自分は本当にやりたいことをやりたいようにやっているのか?本当にこれが僕の望む生き方なのか?と。もし、その答えが?ならば、軌道修正に迷いなどありません。幸い、いつも「やってるやってる!」ですけど。
皆さんも時々、本当に自分は幸せか?を考えてみてくださいね。幸せになりたい!と本気で思うなら、考えること。そして感じること。そして行動すること。この3つで、最強だと思います。自分の人生のシナリオは自分で書くのです。