パベルがジェイトワの最高記録を達成しました。
たくさんのお客様に支えられての記録です。またたくさんのお客様あっての破格でのTSV価格だったためあの恐ろしい準備数を売れ残すことは絶対に許されず正直僕の負担は結構な重さで。しかもアイテムがパベル。失敗できない。
0時の回は、怒りがいっぱいになってしまってどうしても納得するショーができず、ホテルに戻ってからも部屋で録画放送が流れるのを見ながらまた怒る。0時の目標数を大きく超えていたものの、全然納得のできるショーではなかったことの苛立ち。
生放送って本当難しいのです。完璧主義な僕みたいな人には絶対向かない。
気を取り直して一人で再びホテルの部屋でリハーサル。TSVの際は0時のあとだけ1度、数時間だけホテルに戻れるのですが、眠っても2時間程度しかないので、僕はハナから寝ません。ショーのあとはアドレナリンも出ているので、どうせ眠れないし。でもふたたびリハーサルをやらないといけないなんて。
リハーサルといえど、0時に言ってる内容は通常通り。悪くない。だったら問題は僕の「怒り」
ホテルの部屋でのリハーサルは僕自身の怒りのコントロールを、何度もなんども繰り返しました。
0時終わった回の後お客様のDMで「元気がなかったけど、体調大丈夫ですか?」というのもあり。
バレバレや。恥ずかしい。体調悪いんじゃなくて、元気ないんじゃなくて、怒ってる、と僕はそうなるのです。
プロとしてそれは失格。読まれてはいけないことなのに。何年やってるんだろう自分。
だから0時は絶対に失敗したくないのに。昨日0時は惨敗したと感じました。惨敗は許されないので、もちろんプロとして予算だけはクリアしましたが。
TSVをやればやるほど、僕はどうしようかと悩みます。
次のTSVも、初回でまたこんな思いをするのだろうか、と。ちゃんと万全の体制が揃わないならやりたくないなぁが正直な気持ち。
でもお客様からいただくたくさんの応援メッセージDMや花束。
それらを見ると本当に力が湧くんです。
不思議です。通常ならこんな不満抱えて次の仕事を受けることは僕は絶対にないだろうに。
それなのに続いているのは「これだけは無くさないでずっと売り続けて」のお声。ショーを楽しみにしてるというお声。お客様と繋がってるという嬉しさ。
昨日0時のショーが終わり、僕は「最近、ショーが終わるたびに怒ってる自分がすごく嫌」
と周りのスタッフに言いました。
本来は初回0時が終わって「よかったねすごいね」のはずなのに、僕は怒ってた。
周りのスタッフもどう対応していいのやら微妙な感じ。
それ自体が僕はすごく嫌。
怒るくらいならやめればいい。
でも、やめたらお客様にご迷惑が。商品を生み出した人間としての責任は、誰よりも僕は感じているので、それはなしやな。
やると決めたら、もうやるしかない。
クライアントの、前の社長さんが言ってたセリフ。
そう、もうやるしかない。
次のBー89のTSVに向けて僕は再び、明日から一人でリハーサルを繰り返します。
僕の怒りのスイッチがたとえオンエア中に入っても、どうせスイッチを切ることはできないなら、スイッチを切らずに、自動運転モードに切り替えられるように。徹底的に体に覚えてもらうことにしました。
怒りのスイッチが入ると、僕の発言はイライラに任せて強くなります。その発言は強すぎてqvcから問題視されます。
怒りのコントロール、自動運転モードへの切り替え。
明日から何度もなんども、練習します。
なにわともあれ、結局は新記録達成です。昨日の新記録はびっくり。本当にありがとうございました。
T様、お花どうもありがとうございました。うちのアトリエに持ち帰り、僕の心をなごませてくれてます!
