衣替え

March 29th, 2012

昨日あたりから日本も春日和ですね。パリは連日とても温かく、っていうか春をすっとばしたかのようなまさかの気温25度なのですっかり夏じゃん、というかんじで。

早速衣替え。僕の場合、洋服の数が少ないので、いわゆる普通の衣替えはないんです。真冬のコートは別として、基本通年着られるアイテムだけ持っている感じです。だから、衣替えといっても、引き出しの下の方だったティシャツを取り出しやすいようセーターの上にのせ、冬のコートをクリーニングに出す、というので終了。

今日はタグが取れかけていたものをいくつかお直しさんにもって行きました。
僕は手持ちのアイテムは少なくても一つ一つに愛情を持っているので、きちんとメンテナンスしながら、長く着ます。

時々ファッションに関する問い合わせもいただくのですが、僕は流行は気にしません。着たいものを着るだけ。街ではファストファッションが溢れ、流行の移り変わりも激しくて、僕にはとうていモードなんぞについてはいけません。某お店ではジャケットが2900円とかで買えるようですが、着心地がいいとは思えませんし、またそれを愛情を持って末長く着られる、とは疑問です。

それに特にパリでは、見た目ですべて計られてしまいます。
お店に行っても、どこに行ってもそう。どう自分が扱われるかはあなたの見た目次第です。
自分を大切にしていない人は、人様から大切に扱われることはないと思います。人は見た目ではなく中身、というのは素敵な名言だと思いますが、全くの他人様相手に通用はしません。

だから、装うということには意味があるのだと思います。

僕の場合、一点一点を相当吟味して選んで購入するのは、普段今日何を着るかとコーディネートなどに時間を割いている余裕などないから。買うときにひとつひとつをてきとーに、まぁ、いいか、で選んでないので、買った後てきとーに着てしまっても、それで大丈夫。どうしたの?ということにはならない。

なんだかファストファッションを非難してるように聞こえますが、けしてそうではなく、問題は値段ではなく、その姿勢だと思うんです。

高いものがいいというわけではないし、安いものが悪いということでもありません。

自分が愛情を注げるものだけ、厳選することが大事。
手に入れたものを、大切に扱い、十分に生かすことも大事。

安物だから汚れてもまあいいや、じゃない。
高かったから普段着るのはもったいなくて着る機会が結局ない、じゃない。

モノの買い方は、そのままその人の人生、その人自身を映し出すと僕は思うんです。

衣替えのシーズンです。この機会にぜひ、クローゼットを直視してみてください。

何が必要で、何が無駄なのか。

見極めてみてくださいね。きっと何か、得られると思うんです。