小さな田舎町からはじまりました

June 30th, 2014

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先日のオンエアを見てくれた皆様、ありがとうございました。
また明日、1日、また2日、連日生放送出演させていただきますので、どうぞご覧下さい。
時間明日夜7時から。2日は朝の10時からです。

いくつかメールをいただいていた中で、少し、今日はお返事ができればと思います。

僕のはじまりは、日本の小さな田舎街でした。上の写真が、僕のふるさと、熊野です。世界遺産の熊野古道がある、あの熊野です。
すごく田舎、です。海と山、だけでした。あとは、何も無かった。

僕はその田舎町で、ひっそりと育つ、予定でした。
でも実際は、ひっそりとではなかった。いい意味でも悪い意味でも、はみ出していた子供でした。

僕はすごく窮屈に思っていました。僕は田舎では宇宙人のように思われていたと思います。今写真であらためてみても、やっぱり僕は浮いている。

人の目を気にする事など、僕には絶対できなかったのですから。やりたいようにやって、それで人様からの異質な目線を感じているのが、僕には我慢ができませんでした。というか、そもそも我慢する必要などない、と僕は思っていたのですから。世間体を気にする、ということ自体が、ナンセンスだと思っていたのです。今も、そうですが。

そして義務教育を卒業し、
僕は飛び出しました。

僕本来の、居場所を求めて。

ただ、収入を得る事も必要でした。

一人で生きてゆくからには、収入がないと。

僕は、楽な道は選びません。楽な道では、僕は何も考えないし、感じられないからです。
僕はあえての、厳しい道、を選びました。
それが僕らしいと思ったから。

都会に飛び出して来た僕。

実際には、厳しいどころか、痛すぎました。
もう、どうにもならないくらい。お金もつても当ても無い外国人が一人、東京に舞い降りたわけですから。
厳しかった。

でも僕はあきらめなかった。

僕には、穏やかな生活は望めないけれど、でもそれでも僕は最後の最後には、必ず何かをひっくり返してゆける自信がありました。

お金はないけれど、うぬぼれと自信は売るほど持っていた僕はその信じた自信だけに導かれ、激しい痛みや苦しみを越えながら、今の自分へとつながってゆきました。

今考えると、あの時の自信やうぬぼれは、本当に恐ろしいくらい、よくもまあ、持てたもんだな、というくらいだったと思います。
でも、その裏には、その自信を支えるだけの、恐ろしいくらいの努力、があったのです。身を切るような、ではなく身を削り、切り捨てする程の努力です。

そして、その努力は報われたかのように思えましたが、実際にはどうだろう。

ああ、でも一つ、報われた事は、僕がヨーロッパに帰る事ができたこと。そしてそこでまた住めるようになったこと。
僕の居場所が、少しずつ見えて来ているということ。

世界中を仕事でまわり、様々な人や風景ととけ込む事ができること。でもその結果、自分にかすハードルはもっともっと高くなったけれど。

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僕がいただいたメール達へのお返事として伝えたいのは

人生を壊すのも、作り上げるのも、すべて自分の選択であるということ。

また、はじまりはどんな状況からも、どんなことでも始められるということ。
また、

自分に課せる苦痛はどんだけ自分で課してもかまいません。ただし、
人から課される苦痛には、びくともしないことです。

そんな圧力は、捨ててしまってかまいません。
そんなものなど、捨てようが、逃げようが、拒絶しようがあなたの自由。

あれこれと自分で複雑にしないで、ごくシンプルに、生きてみてください。
好きな物だけ、残せばいい。

僕はそう、思うんです。
そして胸を張って、堂々と生きること。

どの国にいても、僕は子供の頃のまんま。
短気、勝ち気、生意気は今も健在です。

もうこれはしょうがない。