パリに旅行に行かれる方へ

April 30th, 2013

先日のラジオ放送を聞いていただいた皆様、ありがとうございます。

ラジオではパリでの暮らしのことを話させていただいたのですが、時々パリ旅行に関するご質問をいただきます。それらはメールでいただくことより、お仕事でご一緒させていただく方々から雑談の中でいただくものですが、女性からとにかく多いご質問のパターンがあるので、この機会に少しお伝えしますね。何かご旅行の役に立つやもしれません。

まず、航空会社。
先日のラジオ放送のスポンサーがANAだったからではありませんが、やはりANAかJALが絶対おすすめです。直行便なので。パリまで日本からダイレクトで迎えます。乗り継ぎを利用すると若干安くなりますが(時に断然安いけど)トランジットは本当に魔物。ロストバゲージ、飛行機のキャンセル、遅れなど予期せぬことが多々、起こります。起こってしまうとやっかいなので、ここは直行便でさくさく向かうのが絶対におすすめです。ただし、エアフランスなどとの共同便なので、成田空港ご利用の際は、ターミナルだけはご注意を。ターミナル1、ターミナル2、とあるので、出発前にご確認の上、向かって下さい。

空港からパリ市内への移動方法。
タクシーか、電車です。
僕は実は、いつも電車で移動しますが、これはお勧めしません。悪い例。
安いんですけど、危ない。
先月も、30人の団体に僕がいつも利用するその電車は襲われ(その電車しか、パリ市内に向かうのはないのです)電車の中の人、全員金品を奪われてしまいました。30人で一気に襲ってくるのですから、抵抗のしようもありません。彼女の手前、抵抗してみた男性はけがを負ってしまいました。定期的にこの手の事件は発生しています。その電車は夜に乗るのはとても危険で、車内で暴行されたりするのは実際は多発、しています。ニュースにもならないけれど。女性の場合、彼氏と一緒だろうが目の前で性的な暴行を受けるので(この手の話は、いやというほど聞きました。日本では一切、その手の話が出てこないので、ご存じない観光客の方が多いと思いますが)使わない方が懸命。
幸い日本の方はほぼ、タクシーを使っているようなのですが。(電車に他の日本の方が乗ってるところを僕は見たことがないので)
私は旅慣れてる、という方も、空港からはタクシーを使って下さい。5000円程度です。

特に旅慣れていると、なんだ、外国なんて大して言うほど危険じゃないじゃん、って思ってしまうと思います。
実際、僕は海外に暮らし、毎月どこかの国にいるので、そもそも怖いもの知らずな上、そのような状況ですから、正直、海外なんて危険でもない、と頭では思っていたりします。ただ、身体がすごく敏感に察知するのと、無意識に危険回避のワザのようなものが染み付いてるので、たまたま被害が今までないだけ、でいつあっても全く不思議でないと思います。
くれぐれも、変な旅慣れは不要です。日本とは違う、を肝に命じて楽しまれて下さいね。

現金か、クレジットカードか。
クレジットカードで。JCBはヨーロッパでは使えません。観光地だと最近は使えるらしいよ、と聞きましたが、少なくとも僕が普段、パリやスウェーデンで普通に行動してる場所では使えたことがありまえん。ビザかマスター、アメリカンエクスプレスが問題なく使えます。たまーにICチップの入ってないカードがあるようなので、確認されてください。なんか四角い、黄色いマークね^^カードの上の。日本だとスライドで読み取ってる店がほとんどですが、海外だとカシャってはめ込んでチップ読み込み形式なので、マシンの都合上、スライドで使うカードが使えない店があります。僕も何度も経験済なので、今はチップの入ったカードを持っていきます。

現金は最小限で。タクシー代、ドリンク代、あと、ホームレスの人にあげるお金を少し現金で準備する程度で。
日本の空港で日本円は必要になりますから、日本円も忘れずに。

ユーロへの交換はどこが特か。
一般に空港は手数料が高い、と言われます。ただ東京だと、街の銀行でもおっそろしく高いです。冷静に計算すると、エエエエエ???というくらい高い。
掲示板を見る限り、一般の方はわかんないですよね。どれだけ手数料とられているのか。実際には売りと買いの数値が離れていればいるほど手数料が高くて、こちら側が損、ということですが。先月、スウェーデンに戻る際、都内某銀行で日本円を家賃などの支払いのため、スウェーデン通貨に交換したところ15万円ほどの交換で3万円弱の手数料を支払うはめに。手数料、高いでしょ?ユーロだと、もう少し”まし”なレートになる、と言われましたが。ユーロでもいっつも高いじゃん、と思った僕。
で、だからこそ、現金交換は最小限で、あとはクレジットカードを利用されて下さい。一括払いなら、手数料は現金交換に比べると、まだ許せる範囲に思えます。(思えるだけ、かもしれませんけどね。実際は大いに、謎)

チップは必要?

パリでチップはいりません。いまどき、どこもチップ込み、です。
よっぽどギャルソンに手間をかけたとか、何かしてもらった、またサービスが気に入った(パリではまず、ありえませんが)と思ったら、チップを渡してかまいません。それ以外は堂々と支払いを済ませてさっさと出てしまって下さい。チップいくら渡すべきかな、と考えるのは全く不要です。料金に最初から入ってますから。成田空港の書店で、ガイドブックを見て、チップは何パーセント目安で、パリではチップの習慣があり1ユーロコインを持っておくと便利、とかみんな書いてるけど、あんなの何十年も前の話。今時、基本チップはいりません。ただし、タクシーはチップを。端数切り上げで支払ってあげるか、おつりもらって2ユーロとか渡してあげるとスマートです。パリでは、チップを渡すなら、1ユーロコインより2ユーロコインを渡すのがいいと思います。(とはいえ、あくまでご自身の判断で金額なんて決めてかまいません)

メトロは安全?
空港に向かう郊外電車とは違って、パリ市内のメトロは一人で乗って別に全く危なくはありませんが、ただ、日本のようには安全でもありません。自分の荷物に注意さえしていれば問題ないです。バックを閉め、その上から手を置いてるなど、警戒してるぜ、というふりをしておけばわざわざそれを狙ってくるスリはいません。

メトロ内を移動中、または駅構内で誰から物を落としたり、誰かがコインを落としても無視して下さい。注意をひきつけ、拾ってあげようとしてるあいだにものを奪われるのは少なくないようです。僕の場合、メトロ内移動の際、動く歩道(パリでは動いてるのが奇跡、ですが。いつも止まってるから)で前後を明らかに怪しい黒人男性2人に挟まれたことがあります。僕が前に行こうとすると阻むので、その男を思い切り突き飛ばしました。皆さんは真似せず、日本語でいいので、『何するの???何よ??」など、大きな声を思い切り上げて下さい。

電車のドアは自分で開けます。降りる時も乗る時も。ドアのところのボタンを押すか、フックをあげるか。パリではいつもフックをあげます。ドアのわかりやすいところにあるので、問題ないです。ストックホルムだと余談ですがボタンがドアの横、にあるんですね。人がそこにたつと、もうボタンがわからない。ストックホルムでは込む時間帯は自動で開きますが、それ以外は自分で開けることも多くて。降りようとしてドアが開かず、慌てて横にあるはずのボタンを押そうとして、(普段からボタンどこにあるか、は身体がわかっているのでそちらを見もせずに手を伸ばし)思いっきりそこに立っていた男性の股間をパンチした僕。
皆さんはお気をつけを。
メトロに置いてある無料のメトロ図をとって、行きたい場所の最終駅を見ます。それが自分が乗るべき列車です。

と、こんなかんじ。次はまた今度、機会をみてショッピングなどのご質問にお答えしますね。